再生と若返りを繰り返す世界で、キム・ジョーンズが示す新境地。歴史といまが交差するディオールの最新ルックを、俳優・横浜流星が纏う。
ドラマティックに広がる、美シルエットを堪能
やわらかなウールキャンバスの生地を使ったセットアップは、ディオールのオートクチュールを手がけるアトリエ「タイユール」を彷彿させる、繊細な仕上がり。パンツの内側にはプリーツが仕込まれ、動くたびに美しくたゆたう。
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クチュールの技が詰まった、超軽量のシアーコート
レインケープを再解釈したコートに、今季登場のガーデニングブーツを合わせて、船乗りをイメージしたスタイリング。一着に14mの生地を用いてつくられるコートは、そうとは思えぬほど薄く、軽い仕立てになっている。マルチジップのギミックに加え、エンボス加工で柄を刻んだ、表情豊かな一着。
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着る人の意思によって、カタチを変える自由な服
ワッフルチェックステッチのバットウィングスリーブニットは、脇下から袖口にかけて走るジッパーを開放して、ポンチョのように纏うことが可能。ジーンズからインスパイアされたドローストリング付きのバミューダショーツとともに、自由に変容する着こなしを楽しみたい。
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現代詩の幕開けを飾る、記念碑の欠片を胸に
最高級のカシミアとパールを合わせ、マスキュリンとフェミニンの融合を強調したニットカーディガン。“CD”モチーフは、本コレクションの発想源である詩人T・S・エリオットの『荒地』の初版本のフォントをアレンジしたもの。
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繊細かつエレガントに紡がれた、美しい素材の神髄を味わう
先述のバットウィングスリーブニットニットと同様のディテールをもつ、ジッパー付きのケーブルニットも今季のウィッシュリスト筆頭。バージンウールとシルクを使用した艶やかなショートパンツと合わせれば、色・質感・表情の三拍子揃った素材の魅力を全身で堪能できる。
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1958年に人々を驚かせた、天才デザイナーの意匠が復活
背中にタイが付いたシャツは1958年にイヴ=サン・ローランがディオールのデビューコレクションで発表したシルエットからインスパイアされたもの。プレーンなフロントの表情は、“無”というよりも“無限”を感じさせ、イブニングルックに最も適したクチュール感を漂わせる。
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グッドルッキングで機能的、欲しいが詰まったハイブリッド
秋口のレイヤードスタイルに活躍するのが、襟と袖を取り外しできる2WAYタイプのハーフスリーブジャケット。生地には軽くシワになりにくいテクニカルキャンバスを採用しているため、旅の相棒にもぴったり。ポケットも多く、実用性を兼ね備えた一着。
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飾り気を排除した実直な白と、なににも染まらない崇高な白
優しく身体を包むオーバーサイズのニットコートは、ランウェイのファーストルックで登場。8㎏にもおよぶ毛糸を、職人技を交え、ディオールならではの独創的な発想でカタチにした。純白のパンツや繊細なシアリングのタンクトップと合わせれば、素材のコントラストが引き立つコーディネートに。
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
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