東北のYonetomiニットが東京にやってくる！2箇所のポップアップショップを巡ろう

大切に長く着続けて毎年買い足していく、自身の価値観に合う“パーソナルブランド”を求める動きが広がっている。SDGs発想やニューノーマル生活への移行もあり、近年人気が高まるファッションジャンルだ。なかでも勢いを増すのが工場発信のオリジナルブランド（ファクトリーブランド）。とくにニッポンのニット工場の品が素晴らしい。かっちりと精密なつくりで、柔らかなニットにほどよい緊張感がある。着てだらしなく見えないのがニッポンニットの魅力のひとつ。我が国の生真面目なモノづくりが独自の個性に結びついた好例だ。
このたび東北・山形に本社工場があるニット製造の米富繊維が、自社ブランドのポップアップショップを東京の2箇所で開催する。社名を配したYonetomi（ヨネトミ）、モードな感性のCOOHEM（コーヘン）、ミニマルなTHISISASWEATER.（ディスイズアセーター）など複数ブランドが一同に介する。米富繊維は本社工場に実店舗を構えているが、全国で山形にしかない。東京近辺の人がラインアップを一望できる絶好のチャンスである。
開催場所は代々木上原の「tefu yoyogi uehara」と、幡ヶ谷の「パドラーズコーヒー」。それぞれ品揃えが異なるためどちらにも足を運びたい（詳細は記事最後の概要欄を参照）。期間はtefu yoyogi ueharaが9月22日（金）〜24日（日）、パドラーズコーヒーが20日（水）〜24日（日）。重なる同時開催日も３日間ある。両会場の距離はやや離れているが徒歩圏内で、有名なフレンチベーカリー、絶品チーズケーキ、創作アイスクリームの店などが点在するエリア。この閑静な住宅地を散歩がてらに訪れ、優等生なニッポンニットの温もりに包まれてみては？

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