洗顔で落ちない汚れは、ふき取り化粧水で。【グルーミング研究所】

  • 文:伊藤 聡
  • 写真:丸益功紀(BOIL)
  • イラスト:武田侑大

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CLINIQUE(クリニーク)
クラリファイング ローション 1.0

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1968年に、ブランドの誕生とともに発売。乾燥肌や脂性肌など、肌タイプに合わせて6種類をラインアップする。200㎖ ¥4,180/クリニーク(クリニーク お客様相談室) TEL:0570-003-770

Check Points

☑角質除去
☑毛穴ケア
☑アルコールフリー

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化粧水、美容液、乳液とひと通りのスキンケア・ルーティンが日課になった人へ、次のステップとして強くオススメしたいのが「ふき取り化粧水」である。個人的にも、ふき取り化粧水でぐっと肌質が改善した経験があり、さらにキメ細やかな肌を目指したい男性に、ぜひチャレンジしてほしいスキンケア方法だ。

手順としては、洗顔直後、化粧水をつける前に行う。専用のふき取り化粧水をコットンに染み込ませて、顔全体を優しくなでるようにして、気になる部分をふき取っていくのだ。やってみて驚くのは、洗顔直後にもかかわらず、コットンが汚れること。倒しても倒しても次々にやってくるゾンビの群れのように、汚れはなくならない。思わず「さっき洗ったばかりなのに」と声が出てしまう。洗顔料をつけてていねいに洗ったとしても、やはり肌には頑固な汚れが残っているのである。皮脂の多いおでこや鼻など、気になる部位の汚れを積極的にふき取ろう。

ふき取り化粧水は表面の古い角質を除去することで、肌のターンオーバーを促すメリットもある。また、化粧水や美容液も肌に浸透しやすくなり、最終的な仕上がりもぐっとよくなる。強くこすりすぎないようにだけ注意したい。

今回紹介するのは、クリニークの「クラリファイングローション1.0」。クリニークは、ふき取り化粧水のジャンルで最も名前の知られたアメリカ発のブランドだ。「1.0」はアルコールフリーで、敏感肌の人でも心配なく使える低刺激な使い心地が特徴だ。洗顔後の肌を優しくふき取れば、キメが細やかになり、毛穴レスな印象の肌へと引き締めてくれる。使用する際には、専用のふき取りコットン「クリニークコットンN」もぜひ一緒に入手しておきたい。質のいいコットンを使えば、贅沢な気分でスキンケアが楽しめるのだ。思いのほかたまっている皮脂や汚れ、角質などを一気にふき取った時の気分のよさを、ぜひ味わってみてほしい。

伊藤 聡

海外文学&映画ライター。40歳を過ぎてから美容に目覚める。著書『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました』(平凡社)が発売中。

※この記事はPen 2023年10月号より再編集した記事です。