女性が水着になるとき、アンダーヘアやワキ毛のケアは必須。うっかり処理を怠っていたものなら、「女性としての意識が欠けてる」なんて思われるかもしれない。しかし、そんな固定概念に異議を唱え、“ありのままの姿”を見せる女性たちの登場により、ネット上でちょっとした論争が巻き起こっている。
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体毛のケアは“個人の選択”であるべき
たとえば、デジタルクリエイターでインフルエンサーのサラ・プート。ボディアクセプタンス・クリエイターの肩書きを名乗る彼女は、多くの人がSNSで自分の姿をよりよく見せようとしていると指摘する。椅子に腰かければ、ウエストまわりのぜい肉が目立つし、カメラのアングル次第ではセクシーなポーズでもおばちゃん体型に見えることも……。
そんな“SNSでの偽りの姿”に普段から疑問を呈しているサラは、水着になったビキニラインのアップ写真とともに「ムダ毛を剃ったり、ワックスで処理したりするか、伸ばしたままにするかは、個人の選択」と書いて、SNSに投稿。「ビーチに行くのに、毛を処理する必要はない」と彼女は主張する。
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アンダーヘアは「欠点ではない」
インスタグラムのプロフィール欄に、同じようにボディアクセプタンスと記載しているベラ・デイビスは、12歳のときからアンダーヘアの処理を始めた。周囲の反応などを見て、「アンダーヘアは汚くて恥ずかしいもの」だと思ってきたそうだが、年齢を重ねて「美しさの基準はくだらないもので、アンダーヘアは欠点ではないと気づいた」のだという。だからこそ、ビーチに行くときでもヘアレスになる必要はないし、何も変える必要はないと投稿している。
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体毛は「美の規範」に反するのか?
イギリスのインフルエンサー、リディ・ウィンターは、自身の水着姿をTikTokで披露して、「美の規範に背いた」と物議をかもした。彼女は、ワキ毛を生やしたままで、かつVラインのヘアがハッキリと見えている。彼女は毛の処理については何も触れずに投稿したのだが、動画を見た人からは体毛に関するコメントであふれた。
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賛同する人、拒否する人とさまざま
これらの3人の女性の投稿とそれに対する反応を見ると、人々の意見は千差万別。「すごくセクシー!」「ビキニになるのに、ヘアレスになる必要なんてない!」と、彼女たちの選択を支持するコメントがある中、「信じられない、受け入れることなんてできない」「今すぐムダ毛ケアして!」「No,no,no……」と拒否反応を示す人も多い。また、衛生面で懸念する声もあった。
今回の投稿とその反応を見ると、毛の処理に関する考えは人によって大きく異なるようだ。ケアしていないことが世間的に受け入れられるのは、まだ時間がかかりそうな印象を受ける。ただ、時代によって人々の常識が変わっているように、もしかしたら将来、体毛をそのままの状態にすることがスタンダードになるかもしれない。
【出典】
https://www.dailymail.co.uk/femail/article-12188285/Is-body-hair-hygienic-Women-declare-shaving-option-bikinis-beach.html
https://www.dailymail.co.uk/femail/real-life/article-12430715/Lydi-Winter-hairy-women-sexy-dont-shave-beauty-standards.html?ico=related-replace
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