集合写真はペアばかり! スコットランドの町で、17組の双子が小学校に入学

  • 文:山川真智子
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※画像はイメージです istock

スコットランド中西部のインバークライドは、以前から双子が多いことで知られており、今年は17組の双子が小学校に入学する。8月18日からスタートする学校生活に備え15組が制服姿で集合し、新一年生になる予行練習を行った。

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別名、双子の町…新一年生は双子でいっぱい!

インバークライドは人口7万6700人(2021年推定)のスコットランドの行政区だ。ガーディアン紙によれば、「ツインバークライド」という別名が付けられるほど、双子が多い自治体として知られている。

インバークライドの小学校では、毎年たくさんの双子の新一年生を迎えるのが伝統になっている。受け入れた双子は、2013年以来147組となり、年平均13組だという。2015年には19組の双子の新一年生を迎えたこともあり、これまでの最多記録となっている。

小学生になれるかな? リハーサルに15組が集合

双子たちは地区内のいくつかの小学校にペアで受け入れられることになっているが、入学の1週間前に、17組のうち15組が集合し対面した。小学生になるのを心待ちにしている双子たちは、各自の制服に身を包んで颯爽と登場。保護者たちは、階段に座った我が子たちを写真に収めるのに大忙しだったようだ。

スコットランドの小学校は5歳から入学なので、双子たちにはまだまだ幼さが残る。スカイニュースのインタビューに対し、男女の双子ペアのサム君とアリアちゃんは、新しいおもちゃで遊ぶのが楽しみだと語った。保護者の1人は、双子たちは準備万端で学校に行く気満々だが、トラブルも2倍になるかもしれないとやや心配そうだった。

年間世界で160万組以上誕生!実は双子は増えている

インバークライドでなぜ双子がたくさん生まれるのかは、今のところ謎だ。ニューヨーク・ポスト紙によれば、「水の中に何か入っているのかも」と冗談を言う双子の保護者もいたそうだ。

オックスフォード大学の研究によれば、世界で生まれる双子の数は年間160万組以上で、双子出生率は史上最高レベルとなっている。この調子でいけば、インバークライドの双子の新一年生も、今後さらに増えるかもしれない。

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インバークライドのXより

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双子の集合写真。階段がまるでひな壇のよう。

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それぞれのペアの様子。

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集合写真。

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可愛い!各ペア写真。

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2組の双子。