アクセサリーを取り入れるなら、ギラっとした主張の強いものよりも、まずは鈍く光るシルバーがお薦め。バングルであれば着こなしにも自然と取り入れやすい。---fadeinPager---
1. DAN TOMIMATSU
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厚さわずか0.3㎜の1枚の板状鍛造地金を手作業で折り返しながら、意図的にずらして固定した二重構造設計のバングル。一見すると至極シンプルな仕上がりだが、実は職人技と建築的なアプローチによる繊細なつくりが光る。
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2. ALL BLUES
![02N_1I0A7885 (2).jpg](/uploads/02N_1I0A7885%20%282%29.jpg)
通常は破棄されてしまう、削り落とされたスターリングシルバーの一部を素材に再利用した。印象的に輝く表面の凹凸は、3代続くスウェーデンの金細工職人が手彫りで施している。サステイナビリティと伝統技術によって生まれた一品だ。
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3. LE GRAMME
![03N_1I0A7874 (2).jpg](/uploads/03N_1I0A7874%20%282%29.jpg)
7g、15g、21gなどの文字がバングルの端に刻まれ、その重量により太さが変わっていく。重量が奇数で統一されているのは、インスピレーション源としている現代アート作品を数値的に解析すると、奇数の関わりが多く、その哲学を表現するため。
※この記事はPen 2023年9月号より再編集した記事です。