深みあるシルバーが武骨な、C型バングル3選

  • 写真:加藤佳男
  • スタイリング:飯垣祥大
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アクセサリーを取り入れるなら、ギラっとした主張の強いものよりも、まずは鈍く光るシルバーがお薦め。バングルであれば着こなしにも自然と取り入れやすい。---fadeinPager---

1. DAN TOMIMATSU

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¥63,800/ダン トミマツ(ダン トミマツ www.dantomimatsu.com

厚さわずか0.3㎜の1枚の板状鍛造地金を手作業で折り返しながら、意図的にずらして固定した二重構造設計のバングル。一見すると至極シンプルな仕上がりだが、実は職人技と建築的なアプローチによる繊細なつくりが光る。

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2. ALL BLUES

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¥67,100/オール ブルース(エドストローム オフィス TEL:03-6427-5901)

通常は破棄されてしまう、削り落とされたスターリングシルバーの一部を素材に再利用した。印象的に輝く表面の凹凸は、3代続くスウェーデンの金細工職人が手彫りで施している。サステイナビリティと伝統技術によって生まれた一品だ。

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3. LE GRAMME

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¥57,200/ル・グラム(メイデンズショップ TEL:03-5410-6686)

7g、15g、21gなどの文字がバングルの端に刻まれ、その重量により太さが変わっていく。重量が奇数で統一されているのは、インスピレーション源としている現代アート作品を数値的に解析すると、奇数の関わりが多く、その哲学を表現するため。

※この記事はPen 2023年9月号より再編集した記事です。