人気ポッドキャスト番組「奇奇怪怪」が2年連続の書籍化!漫画雑誌風にデザインが一新されて登場

  • 文:Pen編集部
Share:
1_kikikaikai_kv.jpg
『奇奇怪怪』 TaiTan(Dos Monos)/玉置周啓(MONO NO AWARE) 石原書房 ¥2,750

ヒップホップユニットDos MonosのTaiTanとバンドMONO NO AWAREの玉置周啓による人気ポッドキャスト番組「奇奇怪怪」が、昨年の書籍刊行に続き、第2集となる書籍『奇奇怪怪』を8月17日に発売する。

Spotifyのチャート1位も記録した同番組は、それぞれのシーンで活躍するふたりが映画・音楽・小説・漫画などカルチャーの魅力から、生活の中で遭遇する違和感や社会現象の謎までを縦横無尽に語り合う内容で、忖度なしの深掘り雑談が人気を博している。

異例の書籍化を果たした前作『奇奇怪怪明解事典』は大反響を呼び、出版元である国書刊行会史上最高の予約数を記録するなど、近年のポッドキャストブームを象徴する作品となった。待望の書籍版第2集は、漫画雑誌風にデザインが一新されフレッシュなビジュアルに。挿画デザインをデジタルアーティストmesoism、アートディレクションをmaxillaのSHIMPEI UMEDA、本文レイアウトを川名潤が担当。単なる言葉の書きおこしに留まらないビジュアル面での進化は前作にはない特徴だ。巻末解説として、藤岡拓太郎の短編漫画も併録。さらに今作では、書籍に掲載する広告をリスナーから公募するなど、ポッドキャスト発の書籍としてのあらゆる可能性が模索されている。

文化と経済の森羅万象を「強引に面白がる」ための言葉と思考の実弾が詰まった異形の対話篇を、この機会にぜひ手に取ってみて。

2_kikikaikai_honbun.jpg
『奇奇怪怪』の本文。

書籍販売がスタートする8月17日から代官山蔦屋書店にて、約3000冊の本書を用いた特設ポップアップが展開予定。空間内にさまざまな仕掛けが施され、来場者が新しい書籍の購入体験を楽しめるようになっている。また、9月には著者とゲストによるトークイベントの開催も予定されているのでお見逃しなく。

---fadeinPager---

taitan_prof_img.jpg
TaiTan(タイタン)⚫️Dos Monosのラッパー。3枚のアルバムリリースに加え台湾のIT大臣オードリータンや、作家の筒井康隆とのコラボ曲を制作するなど、領域を横断した活動が特徴。また、クリエイティブディレクターとしても¥0の雑誌「magazineⅱ」やテレ東停波帯ジャック番組「蓋」などを手がけ、2022年にvolvoxを創業。Spotify独占配信中のPodcast「奇奇怪怪」やTBSラジオ「脳盗」ではパーソナリティをつとめる。
syukei_prof_img (1).jpg

玉置周啓(たまおき しゅうけい)⚫️MONO NO AWAREとMIZのギターボーカルとして作詞作曲を手がける。サブカルチャーマガジン「EYESCREAM」にて読書感想文をweb連載、その他各種メディアに寄稿しており、ユーモアある文体が特徴。Spotify独占配信のポッドキャスト「奇奇怪怪」、TBSラジオ「脳盗」のMCを務める。

販売予約特設サイト
https://store.shopping.yahoo.co.jp/d-tsutayabooks/zin53339j-9784911125007.html