洗練されたスーツに身を包み、スリリングで冒険に満ちた生活を送る、『007』シリーズの主人公ジェームス・ボンド。英国の秘密情報機関(シークレットサービス)のひとつMI6が、AIロボットの脅威と戦う新たなジェームス・ボンドを募集中だ。『007』シリーズの原作者は元MI6の諜報員で、その経験をもとにジェームス・ボンドが生まれている。
英TimeOutによると、募集があるポジションは「AI研究リーダー」だ。AIが急速に発展する昨今、新たに創設された研究チームで、AIの潜在的脅威に対する英国の安全保障を向上させる任務を担う。
Aspiring 00s, rejoice! The Secret Intelligence service is in need of someone to head their new research team 😎https://t.co/8ZE6BWndgT
— Time Out London (@TimeOutLondon) July 19, 2023
@timeoutlondon - Twitter
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年収は約1千万円
勤務地はMI6のロンドン本部。給与は、年収52,960英ポンド(約960万円)。それに加えて3,000英ポンド(約55万円)相当の科学技術手当も支給される。この応募が注目されている理由は、応募者はAIのスペシャリストである必要がない点だ。「MI6のスパイたちは人工知能(AI)のオタクを採用し、成長が著しいテクノロジーの研究を指揮させようとしている」と英Mirror紙は語る。
応募の絶対条件は、AIとデータサイエンスの最新技術への情熱だ。なおかつ「問題解決が得意」で「チームワーク力」「優れたリサーチ力」「臨機応変に研究を遂行する能力」が求められる。採用された場合、パートタイムやフレックス勤務も可能。その他の福利厚生は、25日の休日、有給の育児休暇、優れた年金制度、自転車通勤制度、ジム、レストランなどの施設利用などがある。この募集は8月1日に締め切られる。
SNS上には「夢の仕事」「応募してみたい」などの声がある。
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