夏目前、 肌の大敵“紫外線”は これで防ごう。バウム「ダブルプロテクション デイシールド」【グルーミング研究所】

  • 文:伊藤聡
  • 写真:丸益功紀(BOIL)
  • イラスト:武田侑大
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BAUM(バウム)
ダブルプロテクションデイシールド

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「樹木との共生」をテーマに掲げる2020年に誕生したブランド。樹木由来の成分が紫外線だけでなく空中のちりなどもブロックする。60㎖ ¥5,280/バウム(バウムお客さま窓口 TEL:0120-332-133)

Check Points

☑UVケア
☑保湿
☑べたつかない

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もうすぐ夏。太陽の強い日差しを気にして紫外線対策をしている男性は、実際のところかなり少ないのではないだろうか。数あるスキンケアの中でも、地味で効果の見えにくい作業のひとつだからだ。でも日差しは肌の大敵。夏本番を前に、今回は紫外線対策の基本をお伝えしていこうと思う。

「紫外線を浴びた肌はメラニンを生成し……」といった難しい話は置いておくとして、とにかく日光は肌を傷め、瑞々しさを失う原因になる。まず対策方法で手軽なのは日傘。太陽光を遮ることで肌を守るだけなく、体感温度をぐっと下げてくれるのもいいところ。暑さでバテてしまう悩みのあった私は、「これで体調がよくなれば」と、すがるような気持ちで日傘を使い始めたのだが、まるで“日陰を持ち歩いているような”快適さに驚いた。もう、恥ずかしいなんて言っている場合じゃない。ここ数年、小型の扇風機を持って歩く人を見かけるが、涼しく外を歩きたいなら、電源要らずで肌をキレイに守る効果まである日傘のほうが絶対にいい。

暑さ対策の話に熱が入ってしまったが、もちろん日焼け止めも欠かせない。顔のシミ、しわ、くすみなどの原因にもなる紫外線。面倒かもしれないが、日焼け止めを毎日つけておくだけで肌の美しさは違ってくる。今回紹介するバウムの「ダブルプロテクションデイシールド」は、日焼け止めに加えて保湿効果もついているという、いわゆる日焼け止め乳液のひとつ。肌の潤いを保ちつつ、紫外線対策もできる多機能さがうれしい。樹木由来の肌保護成分を配合。爽やかな香料が森林浴のように心地よく、サラッとしたベタつきのない使用感もいい。香りを楽しみながら、しっとりとした肌を保つ日焼け止めなら、肌のケアを気分よく続けられるだろう。

家を出る前に日焼け止めを塗って、日傘を手に外出。このふたつのアイテムを組み合わせれば、日差しなどなんのその、猛暑の夏を乗り切れるはずだ。

伊藤 聡

海外文学&映画ライター。40歳を過ぎてから美容に目覚める。著書『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました』(平凡社)が発売中。

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※この記事はPen 2023年8月号より再編集した記事です。