7月15日からのワールドツアー目前に、6月24日に自宅で意識不明の状態で発見され、集中治療室に入院していたことがわかったマドンナ(64)。無事に回復に向かっていることを、自身のインスタグラムアカウントでファンたちに報告した。
マネージャーのガイ・オアセリー氏は29日にインスタグラムで、マドンナが重篤な細菌感染症を発症していることを発表。様々な憶測を呼んでいたが、『The Sun』紙では、マドンナが今回のツアーで、ピンクやテイラー・スウィフトといった若手アーティストに負けないように、リハーサルの段階で自分を追い込みすぎていたせいだと報じている。
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ハードなプレッシャーに晒されていた
マドンナに近しい人の証言として、「彼女は明らかに、自分を追い込みすぎた。周囲の人々は、彼女に礼儀正しい言い方で、彼女がもう45歳ではなく、25歳だった時のことは忘れるように伝えていた。彼女はもう少しペースダウンしないと、とてもリスキーな状態にある」というコメントが。
マドンナは緊急入院する前は精神的にいい状態にあったものの、64歳という年齢に抗うため、相当ハードなプレッシャーに晒されていたという。別の証言者によれば、周囲の人々は、待望のツアーの開催前に亡くなった、マイケル・ジャクソンのような状況になることを危ぶんでいたとも。
「皆さんの愛を感じました。私は回復途中にあり、私の恵まれた人生のすべてのものに感謝をしています」、とマドンナ。病院で意識が回復した時にまず思い浮かべたのは、子どもたちのこと。次にツアーのチケットを購入したファンたちのことだったという。「私はその人たちを失望させたくないし、ショーのためにこの数ヶ月、疲れも忘れて一緒に働いてきた人々のことも失望させたくありません。誰かをがっかりさせるのは大嫌い」と、悔しい気持ちを吐露。
今は健康にフォーカスし、北米でのツアーはリスケジュールし、ヨーロッパでは10月に行なうつもりだとも書かれています。
ストイックで、ステージでは常に最高のパフォーマンスで魅せてくれるマドンナ。体調を万全に整えて、観客の前に現れてくれる日を心待ちにしたい。
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