黒カビだらけ!海外TikTokerが驚愕…ただ洗うだけでは不衛生な弁当箱の隠れスポットとは

  • 文:青葉やまと
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※画像はイメージです istock

夏の暑さも本番となり、体調管理に気が抜けない日が続いている。部活や仕事の合間に愛情たっぷりの手作り弁当でスタミナを補給したいところだが、弁当箱に関して見逃しがちな注意点があるようだ。

オーストラリアのTikTokerであり、そして小さな女の子のママでもあるアシュレイさんを驚かせたのは、洗ったつもりでも洗えていない弁当箱の隠れスポットだった。

彼女が自分自身の失敗をもとに注意を呼びかける動画が、TikTokで注目を集めている。弁当箱本体もさることながら、フタの裏側に要注意なのだという。

2年間ずっと汚れが溜まり続けていた

愛娘のために2年間弁当を作り続けていたというアシュレイさんは、食べ終わったあとの弁当箱を毎回きれいに手入れをしているつもりだった。鮮やかなピンク色の弁当箱をアシュレイさんがカメラに向けると、たしかに新品とあまり変わらないと思えるほどきれいに保たれている。

ところが、2年間ずっと洗えていないポイントがあり、そこに黒カビがびっしり繁殖していたことにアシュレイさんは気付いたという。その危険なスポットとは、フタと本体が接する、ゴム製のパッキンが回されている部分だ。

彼女が「そしてシリコン(ゴムパッキン)を引き出すと……こういう状態だったんです」と言いながらパッキンを引き抜くと、明るいピンク色のパッキンの裏側はほぼ一面、黒ずみヌメヌメとした物体に覆われている。

長い間に繁殖した黒カビや食べもののカスがこの部分に蓄積し、不気味な光沢を放つまでになっていたようだ。

大満足の弁当箱だったけれど……

アシュレイさんが娘さんのために用意した弁当箱は、現地で知名度のあるブランドのものだ。あらかじめ弁当箱の内側が5つの区画に仕切られており、パンやフルーツをそれぞれの区画に収納できる。これらの区画を1枚の大きなフタで覆うことから、フタの裏の5箇所に、角の丸い四角形を描くようにパッキンが付けられている。

アシュレイさんは弁当箱自体にはとても満足しているようで、あれこれと詰め込める大きめの商品を「とっても素晴らしい」と語っている。しかし、2年分の洗い残しが溜まっていたことには動揺したようで、動画の概要欄で「なんてこと!」「今すぐ洗って」と呼びかけている。

表面上はきれいに見えたパッキンだが、その大部分はフタ裏に掘られたミゾに埋もれる形で保持されている。ミゾから抜き出すと、裏や側面には2年間の汚れがびっしりと付着していた。

どのパッキンにも黒いヌメリが

動画内ではまず一番小さなパッキンを外してみたアシュレイさんだが、その裏側はカビと蓄積した汚れでほぼびっしりと覆われていた。

思わず顔をしかめながらスプーンの柄をミゾにねじ込み、ほかのパッキンも次々に外していくと、どのパッキンの裏側も同じように黒ずんでいる。

動画でアシュレイさんは同じ弁当箱を持つ親たちに向けて、徹底して洗うよう呼びかけている。彼女は最後に最も大きなパッキンを外すが、そこにも案の定カビと汚れの大群が。「ぞっとする」のひとことで動画を締めている。

視聴者の反応は…「すぐに洗いたい!」「定期的に洗っている」

動画は公開から20日間ほどで12万回再生され、4600件以上の「いいね」を集めている。自身も弁当箱を使っているというあるユーザーは衝撃を受けたようで、「うわ、僕のも今すぐ洗わないと」とのコメントを残している。別のユーザーも「げ!!!学校が終わったら娘のを洗うよ」と同調した。

一方、すでに気をつけていたという人もいたようで、「そう、そこは定期的に洗うべき」「液漏れ防止の密閉容器としては常識じゃない?」との意見を持った人々もいたようだ。

食中毒の予防については、腐りやすいものを入れないなど気を配っている家庭も多いことだろう。弁当箱自体にも忘れがちなポイントが潜んでいたとは、TikTokユーザーたちの予想外だったようだ。

動画は特定のブランドの弁当箱を取り上げているが、日本で使われている弁当箱にもパッキンを使ったものは多い。使用のたび取り出して洗うと、より清潔に使い続けることができそうだ。

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@ashleighjade08

OH MY GOSH! If your child has a go green lunch box- clean it STAT

♬ original sound - Journey_through_our_lens

アシュレイさんが自身の失敗をもとに注意を呼びかける動画