2023年7月20日(木)、フランス・パリのRestaurant Pagesの手島竜司シェフが主宰する ATELIER PAGES KYOTOが京都・河原町にオープンする。手島シェフといえば、2016年にRestaurant Pagesをオープンしてわずか1年半という速さでミシュラン1つ星を獲得したことでも知られる、いま最も注目するべきシェフのひとりだ。
ショップとカフェが併設されるATELIER PAGES KYOTOでは、パリをメインフィールドに活躍する手島シェフならではの新しい感性が光る“Product”が並ぶ。これらの“Product”とは、ただ単にパリの技術を日本に持ち込むのではなく、自身がパリの仲間たちと作り上げた、新しいエスプリを込めた“料理人が創るスイーツ”のことを指す。どの“Product”にも、パリのレストランで大切にしている、地方の食材を生かすという手島シェフのポリシーと、子どもの頃の原体験といえるノスタルジーを込めたという。早速、注目のアイテムを見ていこう。
オープンと同時に発売されるのは、フィナンシェとジェラート。焼き方をとことん追求したという焼きたてフィナンシェは、カリっとした食感が特徴。一口食べた瞬間、フランス産のAOPバターの風味が口の中いっぱいに広がるリッチな味わいだ。併設のカフェでは、焼きたても楽しめるので、ぜひその場でも味わってみてほしい。
ジェラートは料理と同様に、素材の組み合わせを徹底。また、フランスで春を想起させるエルダーフラワーなどの白い花の香りを取り入れるなど、本場のフレンチらしさを感じさせる工夫も魅力だ。フレーバーは、「ショコラ フェルテ82%」、「ショコラ コロンビア100%」、「フロマージュブラン」、「コーヒー」の4種類。オープン時にはこの4種に加え、「シトラスココ」「甘夏クローヴ」「ピスタチオ」「ミルク」の4種類、計8種類がラインアップされる。
秋には、日本初の二コラ・ベルジェのクーベルチュールを使用したショコラの販売も開始。手島シェフ曰く、「ひと粒で完結する、まるでお鮨のようなもの」なのだそう。こちらも発売前から早くも話題になっているので、チェックしておきたい。
今後も京都を皮切りにパリや世界各地で展開していくという手島シェフのアトリエ。味わい、ビジュアルともに、フランスと京都という伝統とモダニティが織りなすコントラストを感じるスイーツの数々は、京都土産の新定番になりそうだ。
ATELIER PAGES KYOTO
住所:京都府京都市中京区下丸屋町412-3(河原町通り御池下る)
営業時間:ショップ 10時〜18時、カフェ 10時〜17時L.O.
定休日:水曜日
www.atelier-pages.com