今年2月、フランス・パリで発表されたセリーヌ オム 2023 ウィンターコレクション 「LA COLLECTION DU PALACE PARIS SYNDROME」のショービデオが公開されている。

今回のコレクションでは、現代の若者たちが2000年代のエレクトロクラッシュやエレクトロニック・ロックのサウンドやシーンを再発見するという、パリ、ロンドン、ニューヨークなどで盛り上がっているムーブメントを掘り下げたという。

今回のコレクションは、クリエイティブディレクターのエディ・スリマンが16歳頃から通ったパリを代表するナイトクラブ、LE PALACEで行われた。LE PALACEは、彼がその後クチュリエになることを決意するきっかけとなった場所であり、2018年7月に自身の50歳のサプライズバースデーパーティーが開かれた特別な場でもある。

ニューヨークの伝説的プロト・パンクバンド Suicide（スーサイド）にオマージュを捧げたというコレクションのアイテムを、ショーの臨場感を感じながら楽しんでみてほしい。