それぞれにとっておいしいレモンとは!? レモンサワーの第一人者が語る「ファンタ レモンプレミア」の魅力。

  • 文:西田嘉孝 写真:榊水麗

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2号店となる「OPEN BOOK 破(は)」のカンター席にて、ファンタ レモンプレミアを飲む田中開さん。「大人が満足できるよく計算された味ですね」と、その味わいについて語ってくれた。ボトルは写真のように飲む前に逆さにしておくと果実の繊維が均一に注げる。今回使用したオリジナル「逆さスタンド」は抽選でプレゼントされるもの。

青春時代をファンタとともに過ごした大人たちに再びファンタを楽しんで欲しい。そんな想いで開発された、大人向けの「ファンタ プレミアシリーズ」。その新商品となるのが、果実感と贅沢感にこだわった「ファンタ レモンプレミア」だ。

爽やかでキレのある味わいの透明レモン果汁と、旨味成分が凝縮された混濁レモン果汁を配合し、深みのあるレモンの風味を実現。さらには、16時間漬け込んだレモンピールエキスとシトラス果実繊維(オレンジパルプ)が、レモン本来のおいしさや贅沢な果実感を演出する。

そんな「ファンタ レモンプレミア」を、各業界で活躍するあの人たちはどのように評価するのだろうか? 

第三回目は、レモンサワーブームの仕掛け人としても知られる新宿「OPEN BOOK(オープンブック)」店主の田中開さんに、「ファンタ レモンプレミア」に感じた魅力に加え、人々がレモン系飲料に魅了される理由などを聞いてみた。

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2種類のレモン果汁や、16時間漬け込んだレモンピールエキス、シトラス果実繊維の他にも、さまざまな原料を綿密な計算のもと配合して味わいを設計。レモン本来のおいしさを再現した爽やかな飲み口から心地よい余韻まで、変化する味わいも楽しい。
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田中開(たなか・かい)●1991年、ドイツ生まれ・東京育ち。早稲田大学基幹理工学部卒。2015年にレモンサワー専門店「OPEN BOOK」を新宿ゴールデン街にオープン。その2号店となる新宿一丁目の「OPEN BOOK 破」、日本橋のホテルK5内の「Bar Ao」を経営。直木賞や谷崎潤一郎賞も受賞した作家の田中小実昌を祖父に持ち、2022年には初の著書「酔っ払いは二度お会計をする」(産業編集センター)も出版。

「ファンタ レモンプレミア」が“特別においしい”理由とは?

――「ファンタ プレミアシリーズ」は、贅沢な味わいの大人向け製品シリーズです。今回、「ファンタ レモンプレミア」を飲んで、田中さんはどのような感想を持たれましたか?

田中開(以下、田中) 日本人にとってファンタは国民的飲料みたいなもの。僕も子どもの頃はよく飲んでいましたし、CMを真似したりもしていましたね(笑)。大人になってあまりソフトドリンクは飲まなくなりましたが、甘さなどが強調されたいわゆるジュースとは違って、「ファンタ レモンプレミア」はいろいろな味わいがあるから飲み飽きない。自分自身がレモンサワーなどの開発を手がけていることもあって、よく計算されているなと感心しました。

――「ファンタ レモンプレミア」の果実感をより感じてもらうために、飲む前にボトルを逆さにしておく専用スタンドも用意されているんです。

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オリジナル「逆さスタンド」を使う田中さん。底にたまるほど果実の繊維が入っているのがまさに「プレミアム」。

田中 これいいですねー。果実の繊維が入っていてエキス分も濃いから、確かに逆さにしてから飲みたいですね。「ファンタ レモンプレミア」にはしっかりとレモンエキスの“生感”が感じられますが、レモンだけだとクエン酸なのでどうしても酸っぱいだけになっちゃうんです。そこに少し甘みを加えたり、旨味を引き出すための塩味を加えたり。果実繊維についてもあえてオレンジパルプを使うことで、飲み応えにつながる食感やほっこりするようなビター感も出ています。いろいろな味が複雑にバランスをとりあっているから、飲み飽きないし飲み疲れない。余韻もしっかりあって、飲むうちに印象が変わっていくところもまさにプレミアムですね。 

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新宿御苑からほど近い場所にある「OPEN BOOK 破」。「世界一おいしいレモンサワー」が昼間から味わえるのはもちろん、さまざまな食や音楽などとコラボレーションしたイベントも不定期で開催される。

それぞれが思う最高の「レモン」を、ドリンクで表現する面白さ

――そんな「ファンタ レモンプレミア」が似合うのは、どのようなシーンだと思いますか?

田中 ノンアルコールでありながらお酒に近い満足感があるので、個人的にはお酒を控えたい日などにいいなと思いました。でも、ソフトドリンクやRTD(レディ・トゥ・ドリンク)って、朝でも夜でも家でも外でも、シーンを選ばずに飲めるのがいいところ。グラスに注いで飲んでもいいし、缶を開けてそのまま飲んでもいいし、飲みたいときに自由に楽しむのが一番じゃないかと思いますね。

――田中さんが新宿ゴールデン街に開いたレモンサワー専門店「OPEN BOOK」は、昨今のレモンサワーブームの火付け役です。そんな田中さんが考える、レモン系飲料の魅力とはどのようなことですか?

田中 レモンはみんな大好きですが、レモンをそのまま絞って飲む人ってあまりいないですよね。たとえばオレンジなら「生搾りジュースが一番だよね」という話になりますが、レモンはそうじゃないから、みんながレモンに何かを足しておいしいものをつくろうとする。レモンサワーにしても、それぞれが「自分のなかにあるおいしいレモン」をイメージして、それをお酒として表現するような面白さがあるんです。

ドリンクとしての正解もどちらが偉いといったヒエラルキーもないから極めて民主的で、誰もが自由に楽しむことができる。レモンサワーがこんなにブームになるとは思っていませんでしたが、僕自身はそんなノリが楽しそうだなと思って、レモンサワー専門店をオープンしたんです。

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家呑みでも試したい、「ファンタ レモンプレミア」のレモンサワー

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取材後、ファンタ レモンプレミアを使ったオリジナルのレモンサワーをつくってくれた田中さん。「『秋の露』のような球磨焼酎だったり、少し樽熟成の効いた米焼酎がベストだと感じた」という。「絶対においしいですよ」と話す田中さんの言葉通り、コク深い味わいや果実味が楽しめる最高の一杯だった。

――ゴールデン街のお店に続き、2022年には2号店となるこちらの「OPEN BOOK破(は)」(新宿御苑)をオープンされました。カウンターの奥にはいろいろな装置も見えていますが……。

田中 ゴールデン街の「OPEN BOOK」は夜だけの営業ですが、こちらは昼からの営業で、レモンサワーなどの缶リキュールの製造もできるようになっています。スタンダードなレモンサワーをはじめ、レシピやベースの焼酎を変えたものなど、いろいろなレモンサワーをお客さんの目の前で缶に詰められたら面白いかな、と。

現在は年に1回生産するボトル入りの「リアルレモンサワー」と、自宅でも即席で「OPEN BOOK」の味に近いレモンサワーがつくれる「レモネードシロップ」などの製品がありますが、新しい缶のプロダクトも広げていきたいと思っています。

――どんどん進化する「OPEN BOOK」の今後が楽しみです。「ファンタ レモンプレミア」を使ったレモンサワーもぜひつくってみてください!

田中 それは絶対においしいですよ。「ファンタ レモンプレミア」を使ってレモンサワーをつくるなら、米焼酎などベースになるお酒をいろいろと変えて飲み比べてみるのも楽しいと思います。きちんと考えてつくられているからこそ、楽しみ方の可能性も広がりそう。まさに大人のための贅沢なドリンクですね。

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ノンアルコールな気分のときはそのままで、お酒を楽しみたいときは、焼酎やジンなどと割ればあっという間においしいレモンサワーが完成! 毎日のリフレッシュやリラックスタイムにはもちろん、お酒好きの遊び心もくすぐる大人のための炭酸飲料だ。

 

●問い合わせ先/日本コカ・コーラ 

TEL:0120-308-509 www.fanta.jp/premier/