大宮エリーの個展『「海はたのしい気持ちをくれる」展 Love from the Sea』が7月11日から東京都・スパイラルのスパイラルガーデンで開催される。

スキューバダイビングのインストラクター資格を持つ大宮にとって、言葉が話せない海中は「感覚の世界」だという。彼女は今回、海で感じたそんな「言葉にならない感覚」を絵で表現する。

同展覧会では、QRコードを読み取ると音声ガイドに繋がる仕掛けも用意される。作品解説に加え、ラジオDJ、ナレーターの秀島史香が朗読した大宮の詩を聞くことができる。詩は展示作品とリンクしており、より一層、その世界観に没入できるはずだ。

開催へ向け、大宮は「”海”と、あなたとの、こころの交流が、あなたのなかの絵になり、ことばになります」と語り、「鑑賞というより、旅をする気持ちで来ていただけたら」と呼び掛けている。

なお、7月21日、22日には、演出家・小野寺修二が主宰するカンパニーデラシネラとコラボした記念公演『青い気配』 が開催。音楽とマイムとアートが融合したパフォーマンスが披露される。