人前でパフォーマンスしている最中にウィッグが取れてしまったハプニングに見舞われるも、ショーを中断することなく自分の役目を果たした2人の女性たちが称賛されている。
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ウィッグがズレた作家に言及
外れたウィッグを投げたのは、アメリカのトークショー番組「Sherri」の司会者、シェリー・シェパード。彼女は、コメディアン兼俳優でもある。
彼女のウィッグが外れたのは、SNSで話題になっているサラ・ジェイクス・ロバーツ(NYTベストセラー作家、ビジネスウーマン、モチベーショナルスピーカー)のウィッグがズレた件に言及していた時だった。
サラは、説法中にウィッグがズレ始めたのに気づいたが、ショーを中断することはできないと判断し、潔くウィッグを外し、スタッフに渡した。そして、ウィッグ用に髪をタイトにまとめてネットを被った頭のまま説法を続行したのだ。当然ながら、この時の様子はネットで大きな話題になった。シェリーはこの時のサラのプロ根性を番組内でエネルギッシュに褒め称えていた。
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トークショー司会者のウィッグも取れた
「ウィッグを着けているときは、被せてくれた人を信じるしかない。でも、ズレてくることもある。ずり落ちてくる感覚は頭を伝ってわかる。重いウィッグなら特に。そんな時に残された道は、サラがやったように引っ張るのみ」
シェリーも経験者なのだろう。強く共感できる口ぶりで語る。
「サラはウィッグのキャップだけでショーを継続するしかなかった。だって、他にどうしろと? マイクを外してステージを出てウィッグを直せとでも? ショーは最後までやり遂げなければならないと決まってる。叫び出すことだってできない。彼女の姿を見て、とても刺激を受けた。あれがどんな状況だか知っているからね。多くの人を励ましたに違いない」
そしてソファから勢いよく立ち上がった瞬間、シェリーのウィッグも外れたのだ。突然のハプニングに観客は歓声をあげ、シェリーはウィッグを放り投げた。
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トークショーホストに大切なのはエネルギー
タイミングよく発生したウィッグ外れだが、シェリがネットを被っていなかったことや、ウィッグがしっかりと固定されていなかったように見えたことから、計算されたハプニングであるように見受けられる。
シェリーは、ホストを引き受ける際に、名司会者のオプラ・ウィンフリーから「ショーに重要なことは視聴率ではなくエネルギー」であり、「ホストのエネルギーが観客のエネルギーとなって自分に返ってくる」とアドバイスされているのだ。このアドバイスは、昼間のトークショーは流行りの動画を流しつつコメントすればいいのだろう、と考えていたシェリーの考えを大きく変えた。
つまり、今回のウィッグを投げた件は、シェリーがサラの件を単なるバイラル動画で終わらせることなく、ショーのエネルギーに変換するために計算されたものの可能性がある。観客の驚きの表情を見る限り効果は抜群だ。
ハプニングを味方につけたサラと、それを報じる中で何倍ものエネルギーにしたシェリーが高い評価を得ているのも納得だ。
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