フランスのフレグランスブランド、DIPTYQUE(ディプティック)の限定扇子「イリオ レディ・トゥ・パフューム ファン」。
付属された「オー ド トワレ Ilio(イリオ)ミニスプレーボトル(2ml)×2」をふりかければ、仰ぐたびほのかに香ります。
香りは地中海がイメージされたフルーティなもの。
図案を手掛けたのは、アーティストのErik Winkowski(エリック・ウィンコウスキ)。
なんとも涼し気な夏グッズです。
扇子が1827年創業のパリの扇子専門ブランドであるDuvelleroy(デュヴェルロワ)という本格派なのにも驚きますが、なにより惹かれたのは黄色のストラップがついていること。
思わず「めっちゃカワイイ!」とスマホスナップした、モダンな斜めがけ。
実用グッズがスマホショルダーみたいなアクセサリーに変身。
扇子がこんなファッションアイテムになるとは。
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こうなるとカードケースとかスマホとかも取り付けたくなりますよね。
最高です。
ICカードで電車にもさっと乗車。
タクシー降りるときもチャチャッと。
いや〜久々に女性誌の仕事が多かった頃の女子気分に戻り、テンション上がりましたね。
一方で男性向け仕事が多い現在の自分に引き戻すと、「メンズもあればなぁ」と思ったり。
ディプティックの考えではジェンダーレスなのでしょうが、これは女性(外見的に)を引き立てるデザインと感じました。
フェミニン小物OKなわたしでも自分で使うのはためらわれます。
扇子本体が黒色で、黒紙にカラフルな絵が乗っていれば男性にも親しみやすそう。
浴衣姿も似合うでしょう。
夏の花火なんかばっちりです。
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ディプティックは小物におしゃれ度が高く、もうひとつこんなのも発見。
キャンドルに火をつける専用ロングマッチを収めるガラスケース。
なんでしょう、この洗練された生活感。
ケースの蓋が湿気を吸いそうなコルクなのも実用性あり。
さらにこの蓋のトップは……、
マッチをするストライカー(薬剤つき紙やすり)。
無駄がないんです。
ところで、
ここ数週間は毎日のように2023年秋冬向けのファッション系内覧会が開かれてます。
今回のディプティックもPRオフィス訪問で出会ったもの。
夏向けのアイテムなのが嬉しくて。
ネットに情報を出す仕事をしてると業界のシステムが、企画から発売まで2ヶ月かかる紙メディア(雑誌)が中心だった昔のやり方で回ってる現状に困ることが多いです。
とくにニッポンは夏がどんどん長くなってます。
皆さんも涼しくなる9月終わりくらいまで、秋冬の服小物を買う気になれないですよね?
リアルタイムの情報が求められるなかで、6月の内覧会で「分厚いウールコートとか見てもなぁ」と思っちゃったり。
夏向けサンプルの借し出しは、どのPRオフィスもブランドも終了。
SNS時代の報道には、業界全体の取り組みが必要と感じる今日このごろです。
(最後は愚痴っぽくてすみませんっ)
KAZUSHI instagram
www.instagram.com/kazushikazu/?hl=ja
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香りをふりかけるディプティックの扇子!斜めがけストラップで持ち歩く
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ファッションレポーター/フォトグラファー
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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