ドバイの空港に“空飛ぶタクシー”のターミナル、2026年実用化を目指す

  • 文:美矢川ゆき

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@FosterPartners - Twitter 

英国の建築事務所Foster + Partnersは、ドバイ空港に新設するバーティポート・ターミナルのコンセプトを発表した。バーティポートとは、ドローンやヘリコプター、空飛ぶ車などの垂直離着陸機の専用飛行場のことだ。バーティポートでは「空飛ぶタクシー」を提供。高速でドバイの人気スポットを結び、廃棄物ゼロの移動を実現して、移動の簡素化を狙う。CNNによると、この設計は先進航空モビリティ(AAM:Advanced Air Mobility)企業であるSkyports Infrastructure社と共に開発され、ドバイの統治者であるシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏が承認しているそうだ。このプロジェクトは、ドバイの道路交通局(RTA)とSkyports Infrastructure社が検討している 4 つのバーティポート候補地のひとつで、「2026年までに空飛ぶタクシー用バーティポートのネットワークを整備する計画だ」と、Foster + Partnersは述べている。

Foster + Partnersのスタジオ責任者であるDavid Summerfield氏は、「我々が開発したこのバーティポートのコンセプトは、ドバイ国際空港やドバイの地下鉄と接続し、ドバイでの人々の移動方法を変えます。国際線と国内線の乗客にシームレスで持続可能な都市内移動を提供します」と伝えている。

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将来的に料金はUberと同じくらいに

Foster + Partnersのレンダリングでは、航空機の離着陸を容易にするため、ターミナルが高台に設置されている。ターミナルビルはバーティポートの飛行場を囲むように配置され、到着ラウンジと出発ラウンジを結び、ガラス張りの建物内から飛行機と市街地のパノラマビューを楽しむことができる。バーティポートの内装は、温かみのある自然素材を使用し、快適で落ち着いた環境を演出。また、ターミナルの外周には緑豊かな造園が施されている。Dezeen によると、このターミナルの湾曲した屋根は、内部で高さを変えながら遮光して、ターミナルのオーバーヒートを防ぐことができるそうだ。

Khaleej Timesは、ドバイの空飛ぶタクシーは、将来的にUberに乗るのと同じくらいの料金になり、誰もが使用できる通常のサービスになる可能性があると伝える。RTAの最高経営責任者Ahmed Bahrozyan氏は「価格が下がるまでにはしばらく時間がかかるかもしれませんが、車両の生産台数が増えるにつれて技術のコストが下がり、最終的には、住民や観光客にとって日常的な交通手段になると確信しています」と述べている。

SNS上には「この街の発展がすごい…」「料金がUberで移動するのと同じくらいなら乗りたい」など驚きの声が上がっている。

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ドバイ国際空港バーティポートのコンセプト完成予想図 @FosterPartners - Twitter

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ドバイ国際空港バーティポートのコンセプト完成予想図 @fosterandpartners - Instagram 

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将来的に料金はUber利用と同じくらいに @khaleejtimes - Twitter

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