非日常の体験を楽しめるのが旅行の醍醐味。しかしその一方で、普段はあまり使わない宿泊先、交通機関などを利用することで、思わぬ“イライラ”に遭遇することも……。そんな旅行中のイライラには、どんなことがあるのだろうか。イギリスで行われた調査結果から紹介しよう。

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英国で1000人以上にアンケートを実施

イギリスのクルーズ専門旅行サイトの「Cruise Nation」は、イギリス人1,000人以上に対して、旅行中のさまざまなシーンに対する迷惑度を調査。迷惑と感じるシーンを10点満点で採点してもらった。その結果は次の通りだ。

納得のいく内容ばかりが並んだが、1位の「航空会社の従業員に無礼な態度をとる人がいる」や2位の「ビーチやプールでごみをそのままにしていく人がいる」は、回答者が直接迷惑を被るものではない。マナーを重んじて、相手に迷惑をかけないことを重視するイギリス人らしい価値観から、このような結果になったようだ。

一方、比較的迷惑度が低い行為は以下の通り。

「同行者が写真を撮りまくる」「同行者が日陰にいたがる」などが挙がった。ただ、5位の「露出の高い水着を着る人がいる」、10位の「飛行機で靴を脱ぐ人がいる」のように、自身の同行者ではない他人の行動にも迷惑と感じる人がいることにも注目したい。

迷惑行為が行われる場所別にみると、「宿泊先」は平均6.0点、「空港」は平均6.1点に対し、「飛行機の中」が6.7点だった。機内は閉鎖された空間になるため、まわりの人の声や行動が普段以上に目につきやすいのかもしれない。

今回紹介した調査はイギリスで行われたものだが、日本でも通じる結果もあっただろう。旅行中に同行者や周囲の人から嫌がられないためにも、自分がそのような行為をしていないか気を付けるといいかもしれない。