ブルーボトル創業者ジェームス・フリーマンが20年を注ぎ込む、最高峰のコーヒーフルコースがスタート!

  • 文:今井未央
Share:

ブルーボトルコーヒーが新たなグローバルプロジェクトをローンチした。創業者のジェームス・フリーマン自らが考える“最高峰のコーヒー体験”をコーヒーのフルコースという形で提案する「Blue Bottle Studio - Kyoto -」を3 月 31 日オープンした。その第一号店に選ばれたのがブルーボトルコーヒーに大きな影響を与えたとされる日本文化の象徴でもある京都。ブルーボトルコーヒー 京都カフェ はなれ 2 階にスタジオとしての機能が加わった。

BCKN_101_DC57233_L.jpg
ブルーボトルコーヒー 京都カフェ はなれ

bk11_C7A0530.jpg
はなれ2 階にオープンした「Blue Bottle Studio - Kyoto -」

  
---fadeinPager---

「Blue Bottle Studio」は、ジェームスがブランド創業から積み重ねてきた数えきれないほどの人・コーヒーとの出会いや心に響く体験を通して、20年経った今考える“最高峰のコーヒー体験”を表現する場としてオープン。ジェームスのスタジオに訪問し、厳選した高品質なコーヒーを新たな抽出方法で楽しむことをコンセプトにした空間だ。
 
“最高峰のコーヒー体験”を提供するために、NY を拠点に活動する日本人デザイナータナカサヨリによる「TANAKA」とコラボレーションしたバリスタのユニフォームからコーヒーを淹れる一連の所作、コーヒーが注がれるカップ、カップが置かれるカウンターや空間までがこだわり抜かれ、コーヒーから聞こえてくる囁きを堪能できる。 

MM8M0216.JPG
希少なコーヒー 3 種のシングルオリジンを飲み比べられる「フライトセット」。

 

230215_BBCJ0069_pre.jpg
コーヒーチェリーの果実部分であるカスカラを使用したオリジナルドリンク「FIZZ」。

---fadeinPager---

ジェームス自らがクリエイティブ・アドバイザーとして監修するコーヒーコースには、希少なシングルオリジンのコーヒー豆を、豆の個性を引き出すよう特別な方法で抽出した「フライトセット」や、ジェームスが大きく影響を受けた日本の喫茶店文化から着想を得たメニューに加え、これまでもブルーボトルコーヒーで多数のコラボレーションを実現してきたパティシエユニット「Tangentes」の後藤裕一氏・仲村和浩氏監修のスイーツを味わえる。

Pâtes de Fruits.jpg
お口直しとして提供される、フルーツの果汁を固めたフランス風ゼリー「パート・ド・フルイ」。コーヒーのフレーバーを表現。

 

Financier.jpg
コースの終盤に提供される「フィナンシェ」。

 ---fadeinPager---

元々「The Lounge - Kyoto -」 として営業してきた築 100 年を超える伝統的な京町屋をリノベートした「Blue Bottle Studio - Kyoto -」では、各回 4 席のプライベートな空間の中で、ゆったりと落ち着いた時間を過ごすこことができる。ジェームスが自身のコーヒーへの創造性を解放し、細部までこだわり抜き創りあげた最高のコーヒーを体験してみてほしい。

MM8M0259.JPG
「Blue Bottle Studio - Kyoto -」では、京都カフェ本館を眺めながらコーヒーを堪能できる。

『Blue Bottle Studio - Kyoto -』

京都府京都市左京区南禅寺草川町 64 京都カフェ はなれ 2階 
毎週 金・土・日・月、祝日
10:00~11:30 / 13:00〜14:30 / 15:30〜17:00 
※各4席、約 90 分のコース
https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/blue_bottle_studio_kyoto