クリエイティブディレクターの川村真司が原案、監督、脚本を務めるストップモーション時代劇『HIDARI』のパイロットフィルムが公式YouTubeチャンネルで公開された。
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監督・川村真司が描く、新しいジャパニメーション作品
⽶誌Creativityで「世界のクリエイター50⼈」にも選出された川村真司が原案・脚本・監督を務め、クリエイティブ・スタジオWhateverと、アニメーションチームのドワーフ スタジオ、TECARATが共同制作するストップモーション時代劇『HIDARI』。
数多くの作品と逸話が残る江⼾時代の彫刻職⼈「左甚五郎」の物語を史実と絡めて再構築したストーリーを、“⽊彫”による⼈形を使って描く作品で、今回公開されたのは、同作の映画化を⽬指してつくられた5分のパイロットフィルムだ。
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⽊彫⼈形のストップモーション×時代劇
世界に誇る⽇本のコンテンツ「ジャパニメーション」の世界をストップモーションで表現。彫った動物に命を吹き込むと評された左甚五郎の逸話をなぞるように、⽊彫でつくられた同作の⼈形たちは、映像を通して命が宿る。⽊という素材を活かし、⾎の代わりに「おがくず」が吹き出すなど、⽊にこだわった演出方法にも注目だ。
⾳楽は、HIPHOPシーンを牽引するSPIN MASTER A-1とShing02が担当し、躍動感溢れる殺陣のシーンやエンディングも⾒どころの⼀つ。以前から親しまれてきた時代劇が、⽇本独自の美意識とともに新たなエンターテインメントとして生まれ変わる。
川村は「左甚五郎という人物に興味を持ってから十数年、それをコマ撮りで映像化したら面白いのではないかと思い立ってから約2年。この度、そのアイデアを素晴らしいスタッフ達と共に、想像の斜め上をいくクオリティで形にすることができました」とこれまでの経緯を説明。
「まだパイロットフィルムという段階ですが、ジャパニメーションとストップモーションを掛け算したような、ちょっと観たことない世界を楽しんでいただけたらと思います。これから映画化に向けて、パートナーやスポンサー探しを進めていきます」と意気込みを語っている。
今後は、「第1回 新潟国際アニメーション映画祭」での上映&トークショーと、「TOBICHI 東京」での展⽰イベントが予定されている。また、グローバルクラウドファンディングサービス「Kickstarter」ではサポーターを募集するなど、海外展開へ向けたプロジェクトも進行中。
ストップモーション時代劇『HIDARI』
原案・脚本・監督:川村真司
共同監督・キャラクターデザイン:⼩川育
声の出演:森⼀⾺、緒⽅賢⼀
公式Twitter:https://twitter.com/hidari_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/hidari_movie/
メイキング動画URL:https://youtu.be/VHO6rTyyG6M
Kickstarter プロジェクトページ:http://bit.ly/hidari-kickstarter
©︎dwarf/Whatever/TECARAT