「AIRC」は、全国各地にあるヘリポートやヘリコプター業者と提携し、ヘリコプター交通網を構築している。
タクシー配車アプリ「GO」や「Uber」のように、モバイルから簡単にヘリコプターを呼ぶ事ができるサービス「AIRC」が昨年12月に発表され話題だ。2月10日より会員予約を受け付け開始し、3月からサービスが始まる予定だ。今回そのサービスをいち早く使ってヘリコプターをチャーター、伊勢志摩の離島に昨年オープンしたオーベルジュ「MOKU ISESHIMA」を訪れた。
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アプリの操作はいたって簡単。タクシー配車アプリと変わらない手軽さだ。
日本には、飛行機や新幹線、電車、車などでは行きづらい、魅力ある地域がまだまだたくさんある。AIRCは、そんな現在の交通インフラで行き届いていないエリアへの利用を想定しており、これからの地方観光産業の活性化には欠かせないアプリケーションとして展開を広げていくという。2023年の空の移動革命を見据えており、今後、富裕層やビジネスの移動、インバウンド需要での活用が期待される。
アプリは会員制(紹介での入会が可能)。現在地から近くのヘリポートを案内され、行きたい場所と時間、人数を選ぶことで簡単にヘリをチャーターすることができる。ヘリポートまでは、ハイヤーで送迎してくれる。
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国立公園内で寿司を味わうことができるオーベルジュ『MOKU ISESHIMA』
ヘリコプターからは徐々に見えてくる青い海とリアス式海岸の景色に胸が高鳴る。
今回「AIRC」を使ってやってきたのは、三重県志摩市、伊勢志摩国立公園内の離島・間崎島。さまざまな形の島や半島が美しい英虞湾(あごわん)に浮かぶ間崎島は、東西に約２kmに渡る複雑なリアス海岸線を持ち、真珠養殖最盛期には「宝石の島」と称されるほどに栄華を極めた、手つかずの自然と風光明媚な景色に恵まれた土地だ。
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手前の「YADO TERASU」と、小高い丘の上にある寿司店「SUSHI YUTAKA ZEN」。
そんな秘島に、国内で唯一「国立公園内で鮨を味わうことができるオーベルジュ」と謳う「MOKU ISESHIMA」が、2022年11月に開業した。MOKU ISESHIMAの名は、禅語の「黙照禅（もくしょうぜん）」に由来する。
離島のため、アクセスはヘリコプターか船のみとなる。船の場合、賢島(かしこじま)駅から15分。青く透き通った海にはボートからも魚を見つけることができ、夏にスノーケルなどをするのも楽しそうだ。島に一歩足を踏み入れると、大自然が出迎えてくれ、都会の喧騒から切り離された癒しの時間が約束される。
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ボートでのアクセスは、「賢島駅」（近鉄線）から15分ほど。
MOKU ISESHIMAは、1日1組限定のプライベートヴィラ「YADO TERASU」と、寿司店「SUSHI YUTAKA ZEN」の２棟からなる。
「YADO TERASU」の名は「黙照禅」の「照」と英語の「Terrace」から由来し、壮大な海を借景にしたテラスが特徴。平家作りで横に長い作りになっており、宿へ一歩足を踏み入れると目の前には英虞湾の絶景がパノラマビューで目に飛び込んでくる。テラスでは日中は海を、夜には星空を眺め、豊かな時を過ごせる。
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施設は、間崎島の北側に面している。
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畳のサウナから冷たいプールへドボンする、究極の「ととのい」体験
屋外にはプールのほか星空の下で入れるジャグジー、檜で作られた露天風呂、茶室をモチーフにしたサウナまで設けられている。サウナは一見本当に茶室と見間違うデザインで、なんと畳敷き。サウナを楽しみながら畳に寝転び「ととのう」という、サウナフリークでもなかなか体験したことのないであろう贅沢を味わえる。冬場は広く深いプールがよく冷えており、水風呂として使えるから最高だ。
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ヴィラの目の前には大きなプールがあり、サウナ後の水風呂としても気持ちがいい。
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プールの横にはジャグジーが。万天の星空を見ながら至福のときを過ごせる。
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露天風呂は檜の浴槽。
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茶室のようなサウナ室。座面はなんと畳。ロウリュウもでき、本格的なサウナが楽しめる。
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サウナ用にオリジナルのポンチョとサウナハットも用意されている。
部屋構成は、広々としたリビングを挟んで2つのベッドルーム、それぞれにバスルームがある。最大8名のゲストが宿泊可能でファミリー同士やグループ旅行にぴったり。またワーケーションにも使えそうなワーキングスペースがあるのも嬉しい。
また、アクティビティとして桟橋釣りやサンライズクルージングなど、都会では経験できない体験をゲストの要望に応えアレンジしてくれるというのも魅力的だ。
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各ベッドルームにはダブルベッド2つにデイベッドが備わる。
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備え付けのパジャマは上質なコットン製で肌触りがいい。
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部屋のバスルームからは、まるで絵画の様な英虞湾を拝める。
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英虞湾の絶景を眺めながら、伊勢志摩の新鮮な魚介を味わう
丘の上に建つ鮨屋「SUSHI YUTAKA ZEN」。
「MOKU ISESHIMA」は、実は鮨屋を親方の堀勇一さんがオープンさせた事が始まりだ。親方自身がその魅力に魅せられた間崎島の自然の恵みをゲストに伝えたいという想いから、「黙照禅」の「禅」という語を、茅ヶ崎で手掛けてきた自身の鮨店「鮨裕」に加えるかたちで、2019年に「SUSHI YUTAKA ZEN」が誕生した。
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堀勇一さんは、2010年に神奈川県茅ヶ崎で「鮨裕」を開業。 瞬く間に全国から食通が集う人気店となった。 その後、2019年、長男に茅ヶ崎の店を任せ、1日1組限定の「鮨裕 禅」を間崎島に開業。
英虞湾のパノラマビューをバックに親方が振る舞うのは、その日の新鮮な食材を厳選し、地元の漁師料理からインスピレーションを受けたという、ここでしか味わうことのできない料理。コースは夕暮れ前から始まり、刻一刻と移ろう時の流れをその雄大な景色に感じながら多彩な魚介料理を楽しむ。
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伊勢で採れた魚介を中心に、日本酒やワインとのペアリングで楽しむ
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伊勢海老をはじめ、厳選された食材で頂くおまかせのお寿司のコース。
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朝食は、なんと前夜に寿司を握ってくれた堀さん自ら準備してくれる。
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朝から寿司職人に目の前で卵焼きを作ってもらう体験はなかなか味わえない。
島から見える広い空と穏やかな海、ゆったりと流れる島時間、都心からやってくるとこの光景を前に自然とゆっくり深呼吸したくなる。
「何もない」ことが、旅の魅力であることもある。そんな時間を自ずと体験出来る「MOKU ISESHIMA」へ究極の贅沢時間を味わいに一度足を運んでみてはいかがだろうか。
MOKU ISESHIMA
＜YADO TERASU＞
客室：1泊2日(夕／朝付)／4名様 ￥500,000(税・サ別)～
広さ：約188m2(＋テラス 約183m2)
設備：プール、ジャグジー、サウナ、檜の露天風呂、内風呂、ベッド、デイベッド、ソファベッド、ミニバー
＜SUSHI YUTAKA ZEN＞
席数： カウンター8名
価格： 時価
※季節・仕入れにより変動します。目安は2名様 ￥66,000(税込)～
【画像】
「AIRC」は、全国各地にあるヘリポートやヘリコプター業者と提携し、ヘリコプター交通網を構築している。
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アプリの操作はいたって簡単。タクシー配車アプリと変わらない手軽さだ。
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ヘリコプターからは徐々に見えてくる青い海とリアス式海岸の景色に胸が高鳴る。
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ヘリコプターからは徐々に見えてくる青い海とリアス式海岸の景色に胸が高鳴る。
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ボートでのアクセスは、「賢島駅」（近鉄線）から15分ほど。
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施設は、間崎島の北側に面している。
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ヴィラの目の前には大きなプールがあり、サウナ後の水風呂としても気持ちがいい。
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プールの横にはジャグジーが。万天の星空を見ながら至福のときを過ごせる。
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露天風呂は檜の浴槽。
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茶室のようなサウナ室。座面はなんと畳。ロウリュウもでき、本格的なサウナが楽しめる。
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サウナ用にオリジナルのポンチョとサウナハットも用意されている。
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各ベッドルームにはダブルベッド2つにデイベッドが備わる。
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備え付けのパジャマは上質なコットン製で肌触りがいい。
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部屋のバスルームからは、まるで絵画の様な英虞湾を拝める。
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丘の上に建つ鮨屋「SUSHI YUTAKA ZEN」。
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堀勇一さんは、2010年に神奈川県茅ヶ崎で「鮨裕」を開業。 瞬く間に全国から食通が集う人気店となった。 その後、2019年、長男に茅ヶ崎の店を任せ、1日1組限定の「鮨裕 禅」を間崎島に開業。
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伊勢で採れた魚介を中心に、日本酒やワインとのペアリングで楽しむ
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伊勢海老をはじめ、厳選された食材で頂くおまかせのお寿司のコース。
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朝食は、なんと前夜に寿司を握ってくれた堀さん自ら準備してくれる。
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朝から寿司職人に目の前で卵焼きを作ってもらう体験はなかなか味わえない。