エシカル消費の最先端は三重にあり。無印良品 銀座でのトークショーにはチャンカワイも参戦!

  • 文:Pen編集部 動画:三浦 誠(RUDOLF Inc.)
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「エシカル消費」という言葉を知っているだろうか? 大量生産・大量消費型から循環型へ社会のニーズが移り行く中、人や環境に配慮した商品やサービスが増えてきているのは当然の流れといえる。そのようなサービスを選ぶ姿勢が、エシカル消費である。

三重県ではこの3年にわたり、各界で活躍するクリエイターとともに、地域の魅力あふれる地場産品をアップデートし、新たなものづくりを進めてきた。今年度は、県内事業者が自然素材や通常は廃棄される素材を有効利用したエシカル商品の開発などにも取り組んだ。

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1980年代から本当に暮らしに役立ち、生活者が心地よい商品とはどうあるべきかを考えたものづくりに取り組んでいた無印良品。

エコロジーやサステイナビリティが社会全体の目標になってきた昨今だが、実は40年以上も前から、そのことを理念に掲げてきた企業が「無印良品」である。そこで今回の商品開発にあたっては、サポートとして「無印良品 銀座」も参画した。

無印良品 銀座の部門マネージャーである柳俊輔は、「それぞれの地場産業では、エシカル消費といった社会の急激な変化に対応しなければなりません。そのような課題を解決するお手伝いができればと思い、参画させていただきました」と語る。

同じくマネージャーの間野弘之は取り組みについて次のように考えている。「エシカル事業で大切なのは、無理なく続けられる事業であること。1回きりの商品開発やイベントなどで終わらせるのでなく、今後も長く続けれいければ」  

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こうして新たに生み出されたのが以下の商品だ。

「三重の食材で作った“Re:ミックスピザ ”」は、チーズをつくる時の副産物であるホエイを用いた生パスタと極上のピザが自慢の津市「よろこば食堂」、桑名市で採れた上質な小麦をブランド化する「保田商店」、串に刺した干物で話題の南伊勢町の「山藤」、天然素材を用いた食用油の研究・開発の他にトマトの栽培などアグリ事業にも注力する松阪市「辻製油」の4社による協業でつくったもの。原料の一部に、通常は廃棄されるホエイ、未利用魚のウツボ、規格外のトマトなどを取り入れ、豊かな風味や食感に活かしている。ピザというベースの上に、これまで注目されていなかった素材に光を当てたいという各社の想いがのった、まさしくエシカル商品を象徴する一品だ。

室内を彩るパネル「tutikabe」は、土壁の左官仕上げ(塗り壁・漆喰・竃)の伝統技術を継承する四日市の左官職人集団「蒼築舎」と、三重県南部の熊野市神川町だけで採れる特別な石である那智黒石を扱う「熊野那智黒石協同組合」、高品質なアコヤ真珠や南洋真珠を提供する伊勢市の「ユニオン真珠」、前述した「保田商店」とのコラボレーション商品。本来は左官職人が土壁に使用しない各地域の異素材を織り交ぜたことで、ここでも新たな価値が生まれた。

「四日市ばんこ焼 銀味ごはん鍋」&「専用小型IH 調理器」セットは、四日市ばんこ焼の窯元として、急須や土鍋などを手がける藤総製陶所が考案。土鍋でもワンタッチで自動炊飯できる便利さだけでなく、ガスコンロによる炊飯は熱交換にムダが生じていたところ、IH調理器を用いることでそのムダを最小限に抑えた。エネルギーの効率化により、環境や社会に貢献した商品となっている。

創意工夫を凝らしたこれらの商品を通して、少し先の未来について考えてみてほしい。

三重の食材で作った“Re:ミックスピザ” - ウツボチリガーリック- よろこば食堂(ホエイ)× 保田商店(桑名もち小麦)× 山藤(ウツボ)× 辻製油(トマト、フレーバーオイル)

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各事業者が抱えている課題を、ピザというかたちで新たな価値にリミックス。チーズの副産物で、栄養価が高いにもかかわらず廃棄されているホエイは、生地に練り込みもっちりした食感を実現。トマトは規格外のものを使用した。未利用魚のウツボも干物にして細かく砕き、食感のアクセントに。未使用資源のゆずの皮から抽出したフレーバーオイルが風味のまとめ役だ。開発時の条件は、食べておいしいこと。未来への想いがあふれる。¥1,180/よろこば食堂 https://yorokoba-ichiba.com、保田商店 www.sozai-ya.jp、山藤  https://yamatou.net 辻製油 www.tsuji-seiyu.co.jp

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蒼築舎 × ユニオン真珠(アコヤ貝)、× 熊野那智黒石協同組合(那智黒石)、× 保田商店(麦わら)の3種 

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土壁は自然素材を建物に利用する伝統技術。それを手がける左官職人が、土壁の技法でデザインパネルを作成した。ポイントは、アコヤ貝や麦わらなど捨てられゆく地域素材を組み合わせたこと。それらをよりよく再生できたのは、常に自然素材と向き合ってきた左官の技術があったからこそ。パネルを飾れば室内の調湿や消臭など、土の力で空間を調えることができる。右から、麦わら(大)¥44,000、アコヤ貝¥71,500、那智黒石(小)¥33,000/蒼築舎 www.tutikabe.net、保田商店 www.sozai-ya.jp、ユニオン真珠 https://unionpearl.com、熊野那智黒石協同組合 www.nachiguroishi.com

「四日市ばんこ焼 銀味ごはん鍋」&「専用小型IH 調理器」セット
藤総製陶所 

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土鍋で炊いたご飯の味は、誰もが認めるところ。ただ、ガス火で炊くとエネルギーの多くが炊飯以外に放出され、熱交換にムダが生じてしまう。IH調理器であればロスが少なく済み、安全性も向上するのではないか。そんな想いから開発されたのが、こちらの商品。鍋の土には超耐熱陶土を採用し、鍋底に銀を焼き付けることでIH調理器から効率よく熱を伝導。ワンタッチで自動炊飯できるのも、IHならではのメリットだ。¥ 25,300/藤総製陶所 https://fujisou-s.jp/index.html

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掲載したエシカル商品だけでなく、三重の食材や伝統工芸品などが一堂に会する「つながる市 三重編」が都内の「無印良品 銀座」にて行われる。開催中は商品販売だけでなく、複数の地場産業に関する体験型ワークショップも実施する。

つながる市 三重編

開催場所:無印良品 銀座(東京都中央区銀座 3-3-5)
会期:2月6日(月)〜2月12日(日)
TEL:03-3538-1311
https://www.muji.com/jp/ja/event

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さらに「つながる市 三重編」会期中、無印良品 銀座の地下1階に入るレストラン「MUJI Diner」では、三重県の食材を用いた特別メニュー「三重定食」を提供。地場産品を目にした後の食事にいかがだろうか。

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特選松阪ポークのトンカツ、あおさの味噌汁、「結びの神」を使用したご飯、漬物、小鉢、キャベツの千切り、トンカツソースが揃った「三重定食」¥2,000

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チャンカワイ●お笑い芸人。1980年、三重県生まれ。2000年、えとう窓口と「Wエンジン」を結成。「惚れてまうやろー!」などの台詞が印象的だ。初となる著書『神さまが惚れてまう 48 のポイント~幸せの見つけ方はロケと神社が教えてくれました~』 が発売中。

そして2月11日には、三重県出身である「Wエンジン」のチャンカワイをゲストに迎えたトークショー「チャンカワイが語る、地元・三重のヒミツ」を開催する。食・ものづくり・観光など、三重がもつ魅力を大いに語ってもらう。開催当日はYouTubeで現場の模様のライブ配信も予定している。

つながる市 トークショー
「チャンカワイが語る、地元・三重のヒミツ」


開催場所:無印良品 銀座 6F レストラン「WA」(東京都中央区銀座 3-3-5)
日時:2月11日(土)18時30分〜20時予定
定員:先着30名
参加料:無料
参加申し込みURL
https://www.muji.com/jp/ja/event
ライブ配信URL
https://youtube.com/live

※当日のキャンセルについては必ず無印良品 銀座(03-3538-1311)までご連絡ください
※トークショーの様子をスタッフが撮影し、店舗ブログや社内資料に使用させていただきます
※チャンカワイさんのトークショー中の撮影および録音は一切禁止します