京都市京セラ美術館、初のクラファンが50%達成! 自主企画展「跳躍するつくり手たち」開催へ向けて

  • 文:Pen編集部
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2023年3月から京都市京セラ美術館で開催される特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」の制作費を募るクラウドファンディングが目標金額300万円の50%を達成した。

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画像は同クラウドファンディングページより

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特別展「跳躍するつくり手たち」は、デザイン分野でリサーチと思索を重ねてきたジャーナリストの川上典李子が監修を務め、地球環境や社会のあり方が見直される現代における「人間こそがなしうることは何か」を問う展覧会だ。

京都市京セラ美術館として初の試みとなる今回のクラウドファンディング。各自治体の予算を財源としていることが多い公立美術館の自主企画展では、予算縮小傾向が課題となっている。このような状況から脱却し、自立的な運営のもとで作家を世の中に発信していくことも、プロジェクトの目的の一つとしている。

なお、同クラウドファンディングは京都市のふるさと納税制度が利用可能。返礼品は、招待券や展覧会図録のほか、学芸員を独り占めするツアーや展覧会オリジナルトートバッグ、ステッカー、美術館オリジナルグッズなど充実している。

目標金額は300万円。募集は1月31日午後11時まで行われる。

クラウドファンディング
目標金額:300万円
募集日時:募集中〜2023年1月31日午後11時
プロジェクト詳細:https://readyfor.jp/projects/Visionaries


跳躍するつくり手たち展

詳細ページ:https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20230309-20230604
公式Twitter:https://twitter.com/2023_Choyaku