風情ある古き街並みに新しい魅力が芽吹く街、 蔵前で手書きの楽しさを再認識する文具店を訪ねる

  • 文:高野智宏
  • 写真:宇田川 淳

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ユーザーに優越感を抱かせるスマートなデザインが好評のJTの加熱式たばこ用デバイス「Ploom X」。本商品のWEBサイト「Ploom X CLUB」で現在公開中(※)のオリジナルショートムービー「人生に、ゆとりと、豊かさを。の内容を紹介したい。

東京に暮らす男性デザイナーが、いまにわかに注目を集める街、蔵前を相棒の自転車で巡り、魅力的な出合いに小さな幸せを感じる洗練されたムービーだ。

今回はその舞台となった街、蔵前、そして偶然見つけた文具店を「Pen Online」公式コラムニストである、ファッション編集者の小暮昌弘さんに巡ってもらった。

(※)2月15日(水)10時公開予定

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古き時代の名残りが薫る隅田川近くの趣ある問屋街の風情と、近年、続々とオープンするモダンなショップとのコントラストに注目が集まる街、蔵前。そんな蔵前を舞台としたショートムービー「人生に、ゆとりと、豊かさを。」がいま、Ploom Xオーナーに向けてさまざまな特典やサービスをお届けする会員プログラム「Ploom X CLUB」で公開され、話題を呼んでいる。

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手に入れた絵の額縁を購入するためにネットで見つけた額装店を目指し、自転車で初めて訪れる街、蔵前へ向かう

主人公は東京に住む35歳の男性デザイナー。洗練されたスタイリッシュなデザインを好み、趣味は自転車と愛用のフィルムカメラでの撮影。そんな主人公が買ったばかりの絵を飾るため、相棒の自転車で蔵前の額装店へ向かうのだが、その途中で蔵前の街並みやショップで小さな幸せと出合い、“余白のある体験”をする、いつもとは少し違った休日の物語だ。

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目的地である額装店へ到着するまでに、立ち寄りたくなるお店がたくさんあって……。それもまた初めての街を巡る醍醐味だ

そんなショートムービーを追体験してもらったのが、「Pen Online」の公式コラムニストである小暮昌弘さん。有名男性ファッション誌の編集長を務めた後に独立。現在は、Pen Onlineをはじめ、多くの媒体でファッションにまつわる情報を発信するジャーナリストだ。

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温もりを感じる文具店で書く楽しみに改めて気づく

「蔵前は若い頃の思い出がある街です」と振り返る小暮さん。その思い出とは……。

「雑誌『MEN’S CLUB』の編集者だった30年前頃の話です。予算の都合でスタイリストさんに依頼できないページもあり、そんな時は私が編集者兼スタイリストとなって、各ブランドやメーカーさんのプレスルームをまわって服を借りてきました。蔵前にも衣服の問屋さんやメーカーさんが多くあったので、よく問屋さんまわりをしていました。大変でしたがよい思い出です」

まだインターネットもスマートフォンもなかった時代のこと。若きファッション編集者であった小暮さんは、自らのセンスを頼りに額に汗して蔵前で問屋さんまわりをしていたのだろう。現在では雑貨店やカフェが増えるなど、懐かしさと新しさが同居する蔵前は、にわかに注目されるエリアへと移り変わっている。

今回、小暮さんが訪れたのは、ショートムービーにも登場したお洒落な文具店「カキモリ」。“たのしく、書く人”をコンセプトに、ペンやノート、便箋に封筒、そしてデスクまわりの小物など、手書きを楽しむための温もりを感じるお洒落な文房具全般を販売する店だ。

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工場をリノベーションしたレトロでいてお洒落な店内。古典的なヘリンボーン柄の板にカラーを施した壁や床板が印象的だ

「ペンやノートをはじめとする文房具はすべてお洒落で、改めて手書きの魅力を再発見できる店ですよね。文房具や雑貨好きにはたまらないお店じゃないかな」と、小暮さんも目を輝かせる。なぜなら小暮さんは雑誌編集者として“最後の手書き世代”。大半の人がパソコンのワープロソフトを使用する現在とは違い、書いては消し、消しては書いていた手書きの時代だ。

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オリジナルインクに封筒や便箋など、手で書くためのお洒落で温もりある文房具が揃う

「新人時代、サイズや価格、ブランド名などのデータを書くのは新人の仕事です。そして同じ枠内に服の特徴などを書くのは先輩の役目。キャプションの文字数をわかりやすくするため、データは文末から遡って書いていました。キーボードとマウスで原稿の修正が簡単にできるいまと違って考えられないほどに非効率で、手間がかかる作業でしたね(笑)」

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万年筆やローラーボールペン、ガラスペンに鉛筆とすべての筆記用具の試し書きが可能。好みのデザインと書き味が見つかるはずだ

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自分だけのノートやインクをつくるオーダーメイド体験

カキモリの魅力は文房具の販売だけではない。表紙やリフィル、留め具などを自ら選んだ世界で一冊だけのノートをつくることができる、オーダーノートプランがあるのだ。

「表紙はレザーや柄物など、また、リフィルも無地に罫線、方眼など種類が豊富。ノートとしてはもちろん、スケジュール帳に日記帳など、使い方でいろいろとカスタマイズできますね」

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オーダーノートにはB5とB6サイズが。表紙や裏表紙には革やウールなど約60種類、リフィルも約30種類から選ぶことが可能

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リングや留め具も豊富に用意。さらに、オプションで角金やネームの箔押し加工も可能。愛着をもって長く使える一冊が出来上がる

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リングに合わせ表紙とリフィルに穴を開け、留め具をプレスしていく。そうした手作業の工程を間近で見ることができるのも楽しい

カキモリのオーダーメイドサービスにはノートのほか、2階のインクスタンドで行うオーダーインクづくりもラインアップしている。これは、全17色から2〜3色をチョイスし自ら調合して、好みの色合いのオリジナルインクをつくることができる予約制のサービス。

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2階のインクスタンドで行われるオーダーインクづくり。カラーチャートやスタッフさんの助言をもとに、自分だけの色を創造する

「以前、編集長になりたての頃、先輩編集者から『表紙のタイトルだけはワープロでなく手書きで書け』と言われました。それは修正がしやすいワープロではなく、手書きで書くことでその号に込めた想いが言葉になるから。そんなタイトルやキャッチコピーを、自分だけのインクで書くことができたら、より、その想いを表現することができたかもしれませんね」

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小暮さんはFoggy violetとDeep blueにSmoky blackを調合した濃紺に調色。「いちばん好きな色。洋服でもネイビーを選びます」

 

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カキモリ

●東京都台東区三筋1-6-2
TEL:050-1744-8546
12時〜18時(火〜金)、11時〜18時(土日祝)
月曜定休(祝日の場合は営業)

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下町風情と洗練さが同居する蔵前で、自分だけの宝物を探す楽しみを

最後に、Ploom Xオリジナルのショートムービー「人生に、ゆとりと、豊かさを。」を追体験した小暮さんに、カキモリでの体験や蔵前という街の楽しみ方について訊いた。

「まだ小さいけれど、オーナーさんたちのこだわりを感じるお店が増えたことで、問屋街だった隅田川沿いの下町が面白くなっていますね。こうした新しい人やセンスが流入することで街は活性化するし、蔵前はその好例だと思います。宝探しではないけれど、自分の好みにあったショップやカフェなどを探しに歩いてみると、楽しいのではないでしょうか」

「TRULY UNIQUE-その手に、個性を-」をコンセプトとして掲げるPloom X。真の個性とは、自分自身の価値観と向き合うことで浮かび上がるものなのかもしれない。あなたも早春の晴れた休日、お気に入りのデバイスとともに蔵前へ、自分だけの宝探しへと出かけてみてはいかがだろうか。 

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スタイリッシュなデザインのJTの加熱式たばこ用デバイス「Ploom X」が、真の個性をもつ大人たちの大切なひと時を鮮やかに彩る。カラーはスレートグレイとシルバーの2種類を展開。各¥1,980

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2月15日(水)10時公開予定

問い合わせ先/Ploom専用カスタマーサービス
TEL:0120-108-513
https://ploom-x-club.clubjt.jp

本特集はJTとの共同企画です。

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