「完璧な日に、不完全であることに感謝」64歳のシャロン・ストーン、画像加工なしでエイジング・ボディを祝福!

  • 文:さかいもゆる

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1992年に『氷の微笑』で一躍時代のセックス・シンボルとなった、女優のシャロン・ストーンが、プールサイドで水着のブラを脱いでバスタオルだけを羽織ったトップレス姿をインスタグラムに投稿した。

現在64歳のシャロンだが、テコンドーやピラティスで鍛えたボディは相変わらずのスタイルの良さ。インスタグラムの写真には、「完璧な日に、不完全であることに感謝」とキャプションが添えられている。自身の脚にシミや弛みがあることを隠さずに、画像加工なしで水着姿を投稿したシャロンに、賞賛のコメントが殺到している。

「老化したボディを受け入れるのは難しいこと。だけど年齢や人生が私たちの体に変化を刻んだとしても、私たちは美しいままなのだということを示してくれてありがとう。私たちは美しくて素晴らしいのです」というコメントが、フォロワーたちの気持ちを代弁してくれているかのよう。そう、これはありのままの自分を愛そうという、ボディ・ポジティブを啓蒙するためのアクションなのだ。

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美しく才能溢れるシャロンだけれど、実はその人生の道のりは、平坦なものではなかった。今年7月には、過去に3人の子どもたちを養子縁組するまでに、9度の流産を経験したことを告白。回顧録『The Beauty of Living Twice』では、43歳のときに突然の脳出血と脳卒中により命を落としそうになったことや、その同じ年に、胸部から腫瘍を除去する手術を受け、外科医師に勝手に豊胸のためのインプラントを入れられてしまったことを明かしている。それをシャロンは麻酔から目覚めたときに初めて知らされたというのだ。理由は、「あなたのヒップのサイズに合うように」というもの。

当時のシャロンは、これらの病気の療養中に、離婚した夫と長男の親権を巡って裁判をしていたし、病気のために家の住宅ローンも組み直さなければいけなくなるなどの困難に見舞われていた。そして結局、親権は夫の元へ。挫折と困難続きだった40代。しかし彼女はそんな40代を振り返り、「いちばん輝いていた時期」だと語っている。そして3年前の61歳のときには、「今の自分の身体がいちばん好き」とコメント。

人生の荒波を乗り越えて来た自信が、シャロンの美しさにさらなる輝きを添えている。それは、彼女が精一杯生きて来た証。だから彼女はこんなに堂々と、誇らしげな笑顔を見せることができるのだろう。

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【画像】「完璧な日に、不完全であることに感謝」64歳のシャロン・ストーン、画像加工なしでエイジング・ボディを祝福!

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