ガーナでのバーバー育成を通したプロジェクト、“CLOUDY × MR.BROTHERS CUT CLUB” BARBER ACADEMY PROJECT in GHANAが始動。「バーバーアカデミー」をガーナ首都アクラに2023年に開校する。
銅冶勇人が代表理事を務めるCLOUDYは、2010年に設立された認定特定非営利活動法人。ケニアのスラムに住む子供たちの支援から始まり、現在では、ガーナで教育機会や雇用機会の創出、給食提供や性教育を通した健康支援等の活動をしている。
CLOUDYと株式会社ファイヤーワークスが展開するバーバーショップ「MR.BROTHERS CUT CLUB」がパートナーシップを組み、スタートさせた今回のプロジェクト。ガーナでの普遍的な存在としてバーバーカルチャーを根付かせ、更なる発展に寄与すること。そして、将来的には卒業生への開業支援、海外での活躍機会の提供など、ガーナ国内の若年層失業率の問題解決にも繋がる雇用創出を目指す。
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プロジェクトの背景
ガーナの人々は流行に左右されない独自のスタイルで日々身だしなみ気を使い、オシャレを楽しんでいる。髪型に対するこだわりや思いが強い一方で、ガーナではバーバーになるための国家資格が設けられておらず、バーバーの存在と技術、職業としての地位が認めづらい現状がある。確立されたトレーニングの環境がなく、技術の習得や向上が難しい現状の改善も、今回のプロジェクトの目的の一つだ。
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プロジェクトの詳細
2023年に開校予定のアカデミーには、定期的に日本から講師を派遣。独自のトレーニングプランを作成し、講師による研修を実施することで、基礎的な技術から接客まで指導する。
初年度は年間で60名の生徒を迎え入れ、1年間で合計2000時間のトレーニングが行われる。授業は3学期制で、各学期の終わりに試験を実施し、試験に合格する度に証明書を発行。合計3回の試験と、最終総合試験に合格した者に修了証書を授与し、その後の雇用機会の提供や開業支援を行うという。
また、ガーナでバーバーショップを経営するMr. Ron氏とパートナー契約を締結。トレーニングメニュー作成や実際の指導を通して、日本とガーナ、お互いの能力を高め合える関係の構築を目指す。
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なお、プロジェクトの立ち上げに伴い、11月2日(水)〜15日(火)に伊勢丹新宿店メンズ館でプロモーションイベントが開催決定。また、開校に向けての必要な資金調達のためのクラウドファンディングを10月25日より開始予定。目標額500万円で、CAMPFIREで行われる。