アントワープ発”物語のあるアイウェア”WUJIC JO in Antwerpが初上陸

  • 文:久保寺潤子
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ヘミングウェイをテーマにしたストーリーテリング

ベルギー・アントワープと、韓国・ソウルを拠点に活動するデザイナー、ウジック・ジョーによるアイウェアブランドが、セレクトショップContinuer恵比寿本店で10月8日(土)より発売された。

世界の第一線で活躍するデザイナーを生み出しているアントワープ王立芸術アカデミー出身のウジック・ジョーは、ファッションやプロダクトデザイン、グラフィックと多方面で活躍し、2019年にはパリのシューメーカー・ベルルッティにてデザイナーとして就業。同年、自らの名を冠したアイウェアブランドWUJIC JO in Antwerpを設立した。彼が得意とするのはオーセンティックなスタイルをベースにしたストーリーテリングな表現方法。ファーストコレクションでは小説家・詩人のアーネスト・ヘミングウェイと、彼の代表作『老人と海』をテーマに全4モデルを発表した。

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上からW1 ”HIS PEN”、W2 “HIS BOAT”、W3 “HIS ROPE”、W4 “circa 1955.France”。それぞれのデザインはヘミングウェイや『老人と海』へのオマージュになっている。各モデルではオプティカル、サングラスを展開し、カラーバリエーションもある。

今回のコレクションのシグネチャーアイテムである”HIS PEN"は、ヘミングウェイその人が着想源。作家が執筆している姿や、雰囲気を想像してデザインされた。ウジック・ジョーも長年愛用している万年筆があることから、作家と自分自身を重ねたという。右サイドのテンプルにあしらわれた万年筆のモチーフは、着装時はもちろんジャケットの胸のポケットに掛けたときも、洒落たギミックとして存在感を発揮する。大人のお洒落はディテールにあり。毎日身に着けるものこそ、物語のある一品を選びたい。

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オーセンティックでスタイリッシュなデザインに、日本の高い技術力が融合した唯一無二のアイウェア。ブラックのフレームにシャイニーゴールドの金具がアクセントになったW1 ”HIS PEN”モデル。¥62,700

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万年筆をモチーフにしたギミックが、ジャケットの胸元で存在感を発揮する。

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各モデルにはウジック・ジョー本人が描いたイラストがプリントされた大判のセリート(眼鏡拭き)が付いており、デザイナーのクリエイティブな思いが込められている。

Continuer 恵比寿本店

住所:東京都渋谷区恵比寿南2-9-2 CALM恵比寿1F

TEL. : 03-3792-8978

営業時間:12時〜20時

定休日: 水曜