軽スーパーハイトワゴンの元祖、ダイハツ タントがマイナーチェンジ 。新タント カスタムは、フロントからサイド、リアに至るまでディテールにこだわり、精悍かつスタイリッシュに進化した。インテリアもディテールにこだわり、快適でシックな空間が実現。そんな洗練さと力強さが高次元で融合した新タント カスタムで、美しい景色やアート、美食などを楽しみに出かけたい。
力強いエクステリアと洗練されたディテールの融合
上質を求める大人の感性を刺激するタント カスタム
「神は細部に宿る」と言ったのは、20世紀の建築マイスター、ミース・ファン・デル・ローエ。「細かいディテールにこだわってこそ、全体の美しさが完成する」という彼の言葉は、ダイハツの新タント カスタムにぴったりと当てはまる。
新しくなったタント カスタムは、フロントマスク中央のブランドマークからヘッドランプに向かうグラデーションのダイヤパターンやシャープな目つきのランプ、ワイド感と安定感を強調するバンパー下端、力強さを表現するフードシルエットなどが特徴的。そうした細かいディテールによって、タント カスタムは精悍で凛々しいスタイリングへと進化したのである。

また、サイドシルエットに目を向けると、絶妙な曲面によって立体感を出していることがわかる。それは朝焼けや夕暮れの微妙な太陽光線などによって、パネルに浮かび上がった美しいラインで知ることができる。もっと目を凝らせば、パネルとパネルの継ぎ目、いわゆる“チリ”と呼ばれる隙間が非常に狭いことがわかる。こうしたパネルの美しいラインも狭いチリもスタイリングを美しく仕上げる要素であることは間違いないのだが、パネルの素材や設計、そして形成がよほどきちんとしていないと実現しない。つまり、タント カスタムはそういう細かいところまで惜しみなく手間と技術を注ぎ込んでいるのだ。ともすると「カッコいいね」の一言でスルーされがちな細かいディテールにまでこだわっている姿勢に、タント カスタムの本気度が窺える。

さらに注目したいのは、特徴的なディテールが合わさって実現したフロントマスクの造形だ。大きく強くデザインしたフロントマスクに一新したことで、タント カスタムならではの個性やスタイルを主張。常に変わり行く時代の中でオリジナリティを作り上げていく……というスタンスは、クルマのスタイリングだけでなく、現代人としてのスマートな生き方でもある。

そうしたライフスタイルを優先し、また細かいディテールにもこだわるセンスを持った人ならば、このクルマの魅力が理解できるはず。新タント カスタムに乗って郊外のミュージアムまで出かけてみるのもいいだろう。そんな知的欲求を満たすドライブが好きなインテリジェンスな人にこそ相応しい。
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街中からアウトドアまで、あらゆる風景に溶け込む
新タント カスタムの上質で洗練されたスタイル
ダイハツ自慢の「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を、新タント カスタムも継承。水冷直列3気筒DOHC12バルブターボ・エンジンは、最高出力64PSと最大トルク100Nmを発揮。その必要にして十分なパワーをしっかりとしたシャシーと効率的なパワーユニットが路面に伝達する。だからこそ街中から高速道路、山道でもドライバーの思い通りに加速・減速し、そしてスムーズかつ安定して走り抜けることができるのだ。また、優れた燃費や環境負荷の削減といった性能や、どんな路面状況でも安全性を確保してさらに万が一の事故の被害を軽減する先進のテクノロジーも、ドライブには欠かせないファクターだ。

そうしたクルマの走行性能に加えて、実はインテリアのクオリティもドライブには大きく影響する。シートやスイッチ類といったインテリアの装備が良ければ、長時間の運転の負担が軽減するからだ。
タント カスタムのインテリアで目を引くのは、黒を基調としたシックな内装だ。エクステリア同様、ピアノブラックとメッキパーツがクールな雰囲気を演出しつつ、上質かつ高級な空間を実現。さらにシフトレバー、ステアリングに採用されたレザーが、ラグジュアリー感をプラスしている。

こうした“眼でわかる”ことはもちろんだが、肌で感じたり指先で触れたりした時こそ、タント カスタムのインテリアの本質がわかる。例えばスイッチ類を操作した時、あるいはシフトレバーを動かした時、さらにはステアリングを回転させた時……、初動はどこにも引っ掛かる感じがなく、とてもタッチが軽い。それなのに決してスカスカではなく、そのまま作動終了まで同じ入力が続くのだ。
また、シートの感触も同様で、シート表面はしなやかでソフトなのだが、座るとズシっと手応えがあって、お尻や背中を包み込むように支えてくれる。それでいて走行中に上下に揺すられても、決してクッションの底に突き当たることはない。こうした作動感やタッチは、素材や設計がきちんとしていないと実現しないもの。エクステリアのパネルのチリの所でも述べたとおり、インテリアの質感にもダイハツのクルマ作りへの本気度が伺える。

さて、そんな優れた走行性能と高品質なインテリアを兼ね備えたタント カスタムであれば、どんなドライブが楽しめるだろう。大開口のミラクルオープンドアは乗り降りがしやすく、大きな荷物の積み降ろしもラクラクだ。子供の送迎から街中のショッピング、さらにはアウトドアでキャンプへ行くことも可能。だから「どこへ行く?」というよりも、家族や友人達とそれこそ「どこへでも」行ってほしい。クルマ時間を大切にする人にこそ、この新しいタント カスタムに乗っていただきたい。
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本当の価値を知る人にこそ似合う
洗練された空間にマッチする上品な装いのタント カスタム
クルマ選び……「どんなクルマに」「どのように乗るか」は頭を悩ます問題だ。なぜならクルマは服や時計などの装飾品に比べはるかに大きいため、乗る人の趣味・嗜好どころかライフスタイルさえも如実に物語ってしまうからだ。
スポーツカーやスーパーラグジュアリーなSUVは「速さ」と「豪華」が物差しになるため、ある意味セレクトが簡単かもしれない。しかし、コンパクトな実用車は機能性や経済性を考慮しつつ、場合によっては家族の好みも反映しなければならないので、余計にセレクトが難しくなってしまう。
そんな悩める方にお薦めなのが、この新しいタント カスタムだ。

先述したとおり、最高出力64PSのパワーとしっかりしたシャシー&パワーユニットのおかげで走りは申し分なし。また、3395×1475×1755mmというボディサイズだから、狭い路地や駐車場でも取り回しはラクラク。それでいてミラクルオープンドアと広い室内のおかげで使い勝手も良好だ。つまり、タント カスタムは実用車として100点満点といえる。さらにこの新タント カスタムは、細かいディテールにこだわった力強く洗練されたエクステリアと上質なインテリアも併せ持っている。

タント カスタムはスーパースポーツカーのような刹那的なスピードは出せないし、ラグジュアリーSUVのような過度な豪華さを持ってはいない。しかし、クルマの価値はそうしたステレオタイプの物差しだけでは、なかなか測ることはできないもの。「自分に合った本当の価値とは何か?」を知っている人にこそ、実用性と趣味性を高い次元で融合させた新タント カスタムが似合うといえる。
ちなみに、新タント カスタムはイメージカラーである「クールバイオレットクリスタルシャイン」が特におすすめだ。この艶やかな“紫色”は見る人に大人の洗練された印象を与える。紫というカラーは色そのものが美しいこともあるが、他の色と組み合わせることでよりいっそう惹き立つという性質も持っている。都会や自然の風景にもマッチするうえ、自身のファッションとのカラーコーディネーションも楽しめる……ということも付け加えておこう。

問い合わせ先/ダイハツお客様コールセンター TEL:0800-500-0182
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Photo: カスタムRS (2WD)。ボディカラーのクールバイオレットクリスタルシャイン〈P19〉、スマートクルーズパック、9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(スマートパノラマパーキングパック付)、運転席ロングスライドシート(540mm/シートバックレバー付)はメーカーオプション。