7人の“宗教2世”の半生を描くノンフィクションコミック、連載中断を経て単行本発売へ

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    7人の“宗教2世”の半生を描いた菊池真理子さんのノンフィクションコミック「『神様』のいる家で育ちました 〜宗教2世な私たち〜」が2022年10月6日に発売される。

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    「『神様』のいる家で育ちました 〜宗教2世な私たち〜」菊池真理子(文藝春秋)

    同作は、著者を含む7人の宗教2世たちの半生を漫画化した作品。集英社のウェブメディアで連載されていたが、編集部の判断により連載が中断され、削除されていた。この度、作者の元に寄せられた「終わらせないで」という声を受けて、単行本として文藝春秋より刊行される。

    単行本には、連載中に発表された原稿に加えて、未発表作、描き下ろし計45ページが収録。

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    ■菊池真理子 コメント
    このたび、「『神様』のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~」を、出版していただけることとなりました。様々な宗教の2世に取材し、これまで語られることのなかった、親が信仰を持つ方たちの半生を描いたノンフィクションコミックです。当初は別媒体で連載していましたが、宗教団体からの抗議をきっかけに休止となり、一度は消えかけた作品です。SNSでの応援の声にも励まされました。諦めずに進めたのは取材にご協力くださった方たちと、読者の皆様のおかげです。

    ■書籍内容
    宗教2世。宗教を信仰している親の元に生まれた子供。宗教ありきで育てられ、世間とはずいぶん違う生活を送っています。
    参加してはいけない学校行事があったり。
    薬を使わせてもらえなかったり。
    人を好きになってはいけなかったり。
    休日は宗教活動のための日だったり…。
    もちろんそこに幸せを見出す人たちもいるけれど、成長するにつれて苦しさを感じる子供たちがいることを、知ってほしい。

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    『神様』のいる家で育ちました〜宗教2世な私たち〜

    著者:菊池真理子
    発売:2022年10月6日
    定価:本体1000円+税
    総ページ:144頁
    体裁:A5判
    ISBN: 978-4-16-090134-6
    発行:文藝春秋