ボーダーT好き集まれ!フランスの老舗アルモリュクスの広々ショップが誕生 

  • 写真・文:高橋一史

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4月16日(土)にオープンした「アルモリュクス中目黒店」。

ゆったり広々空間のなかに、ボーダーTシャツがずらり!
なんとも贅沢な専門店をオープンさせたのは、70年以上の歴史を持つフランスの老舗カットソーブランドのアルモリュクス。
ボーダーT(バスクシャツ)で知られ、同じフランス発のセントジェームズ、オーチバル、ルミノアらと並ぶ名門中の名門。
じっくりと選べるショップが日本にできたことで、ファン層が拡大しそうな予感です!

ボーダーT、私も大好きなんですよねー、存在そのものが好き。
例の「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン!」の掛け声とともに街を歩くショートヘア女優(フランス映画に関心低い人にはなんのこっちゃな話)に象徴されるように、女性が着てる姿がなにより魅力的で。
でも似合う女性に憧れて私(男)が着ると、ぜんぜんダサくてしょぼ〜んと。
結果、「毎年春に着たいのに着ない服No.1」なんですが、それでも昔によく着ていた時期があったのがアルモリュクスです。

他ブランドと比べて生地が柔らかい。
厚手なのにふんわりとソフト。
洗濯を繰り返してもいい風合いが続くのもよくて。

ボーダーTは本来がワークウエアですから、しっかりと編み目を詰まらせた(“度詰め”と呼ばれます)固くハリのある質感のものも多いですがアルモリュクスの方向性は反対。
上質なカットソー好きも満足させる仕上がりといえるでしょう。
フランスの自社工場製なのもセールスポイント。
価格帯は、1万円ちょい〜半ばほど。


2022年4月16日(土)に中目黒の川沿いにオープンした専門店では日本別注のゆったりとした形から、フランス流のベーシックな形まで好きなシルエットを探せます。
最近の日本ブランドやセレクトショップ取り扱いのカットソーって、ダボダボばっかじゃないですか。
「そろそろベーシックに戻りたい」と考えてる人、「パンツがワイドだからトップは細身でメリハリを」と思う人もここに行けば幸せになれます。

この記事に掲載してる写真は、15日(金)に開催された内覧会の様子です。

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スペインとフランスにまたがるバスク地方がルーツとされるバスクシャツのディテールの大きな特徴は、鎖骨が覗く横長の襟。ボートネックと呼ばれ、水に濡れても脱ぎやすい機能優先の形です。

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ばっちりとサイズが揃った嬉しいラインナップ。
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販売スタッフの着こなし。ボーダーTをシックな印象に見せるなら、彼らのようにクールなパンツを組ませるのがベスト。定番のデニムとのコーデで洗練させるのは意外と難易度が高いです。

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フランス語でしか書かれていないタグもまた魅力。

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中目黒駅からの距離でいうと、ドン・キホーテとの中間あたりの目黒川沿い。

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ショールームっぽいムードの店内。ボーダー柄カットソー専門店と思うとちょっと驚く贅沢な広さ。

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店内入り口はテーブルと椅子が数脚ずつ置かれたカフェスペース。本格派の日本茶やハンドドリップのブレンドコーヒー、エスプレッソがサーブされるカフェ。

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写真左は正面、右は背面の、クレイジーボーダーTシャツ。ソフネットとのコラボ品で、同店とECサイトのみで販売。

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ロゴプリントもコラボのオリジナル。

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私的に物欲出まくりだった白無地の長袖Tシャツ。白Tでバスクシャツのディテールなのがいいんです!1~7までのサイズレンジの広さもありがたく。値段がちょい高めなんで、まだ購入を迷い中。

店のインフォは以下。

アルモリュクス中目黒店
東京都目黒区青葉台1-16-10
TEL:03-6433-7458
営業:11時〜19時
不定休

代官山の蔦屋書店に行くことがあるなら、ついでに坂を降りて寄ってみるのもよろしいかと。
そこからの距離は、中目黒駅から店までとほぼ同じですから。
満開の桜を鑑賞できる時期は過ぎたものの、暖かな季節が似合う静かな川沿いです。

All Photos©KAZUSHI

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高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。