先進の新型クロスオーバーEV「日産 アリア」が
“繭”から誕生する第1号車納車セレモニー開催

  • 文:高野智宏
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和紙デザイナーの佐藤友佳理さんにより、繭をイメージしながらも近未来を感じられるような力強い形状を意識して制作されたアリアの“母艦”「ARIYA STARTING BOX」。

3月9日、日産自動車の新たなフラッグシップ、新型クロスオーバーEV「日産 アリア」の購入者第1号の納車セレモニーが、横浜の同社グローバル本社ギャラリーで開催された。

セレモニーは、日産自動車 常務執行役員の伊藤由紀夫さんをはじめ、第1号車のオーナーである中村真司さん、明子さん夫妻が登壇し幕を開けた。

伊藤常務は挨拶で、アリアを「日本伝統の美しさと先端技術の融合」と評し、デザイン面を「凛として端正な日本の美を表現」、居住空間に関しても「ラウンジのように広く心地の良い空間」と紹介。また、「静粛性、力強い加速といった異次元のプレミアムな走りにも注目いただきたい」と、電気自動車ならではの走行性もアピールした。

加えて、日産独自の自動運転技術である「プロパイロット2.0、そして、プロパイロット リモート パーキングといった最先端の技術も搭載。ユーザーのみなさまに、新感覚、新次元のワクワクした体験をお届けできると思っています」と、その高い可能性を述べた。

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記念すべき日産 アリア第1号車オーナーの中村さんご夫妻。ご主人の中村真司さんは「一昨日、還暦を迎えることいができました。この式典は、還暦の記念にもなるかと思っています」とご満悦の様子。

続いて、第1号のオーナーである中村さんもコメントを披露。それまで「車にはまったく興味がなかった」という中村さんが、アリアを「誰よりも早く、一番にこの車が欲しい」と思うようになったきっかけは、電気自動車だからこその“役割”であったという。

「災害時の給電設備として蓄電池を探していた時、電気自動車から給電できることを知り、それから徹底的に調べました。そんな時、モーターショーで展示されていた、コンセプトカーのアリアの写真を見つけたのです」と、運命的ともいえる出会いを振り返る。

続けて「空気抵抗を考慮した機能美という言葉がぴったりのエクステリア」、「ボタンがほとんど無く、ディスプレイが圧倒的な存在感を際立たせるインテリア」、そして、「運転席と助手席が繋がった、足元の広い空間も大変良かった」と、アリアの内外装を絶賛。

なにより中村さんを惹きつけたのは、やはり日産独自の先進技術だ。「長時間の運転が得意ではない私にとって(自動運転の)『プロパイロット2.0』はとても魅力的で、この車、絶対に欲しいと思いました。それは『買っちゃえ日産!』という感じです(笑)」

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アリア第1号車は、中村さんのキー操作により「プロパイロット リモート パーキング」の遠隔自動出庫で繭から誕生、無事、オーナーである中村さんのもとへと納車された。

伊藤常務から中村さんに第1号アリアのキーが手渡され、いよいよ納車の時が。ステージ上には、すでに納車第1号アリアがスタンバイ。近未来的な形状に有機的な模様が施されたセパレートのカバーに覆われ、静かに納車の時を待っていた。

この印象的なカバーは和紙アーティスト、佐藤友佳理さんの作品「ARIYA STARTING BOX」。アリアのコンセプト「伝統技術と先進技術の融合」から想起し、パラメトリックデザインを取り入れ近未来を感じる形状に演出したアートな“繭”だ。佐藤さんは「アリア登場を、繭から美しい蝶が誕生するような瞬間を表現した」と、イメージを語る。

中村さんがキーでプロパイロット リモート パーキングを作動させると、まさしく繭から生まれた蝶のようにアリアがその姿を現し、無事、中村さんご夫妻のもとへ納車され、セレモニーは幕を閉じた。最後に中村さんは「今週末は、このアリアで軽井沢へ行く予定です。もちろん、プロパイロット2.0を使って」と、嬉しそうにコメントした。

この度、購入者第1号がオーナーへと納車された、新型クロスオーバーEV「日産 アリア」。新たなモビリティ時代の到来を象徴する一台の、印象的なセレモニーであった。

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