【宿泊券をプレゼント!】パーク ハイアット 京都に泊まって、ライカでの撮影を体験!

  • 文:小長谷奈都子

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パーク ハイアット 京都のビューデラックスキング¥205,000~(洋朝食付き、税・サービス料込、1室2名)。広々とした68㎡の部屋にキングベッドとワーキングエリア、デイベッドを配置。高台から八坂の塔や京都の街並みを見下ろすような景色が楽しめる。

東京に次ぐ国内2軒目のパーク ハイアットとして、2019年10月にオープンしたパーク ハイアット 京都。開業2周年を記念して、世界中の写真家や写真愛好家に愛される「ライカ」を使ったフォトグラフィーセッション付きステイプランが登場した。写真家・大杉隼平のレクチャーを受けながら、ライカを携えてホテルや周辺の撮影をし、美術印刷の老舗である便利堂にてコロタイプ印刷を体験するという2泊3日のプラン。テーマは“Capture a Timeless Moment(タイムレスな瞬間を捉える)”。その見どころを、パーク ハイアット 京都のステイ、ライカを携えたフォトグラフィーセッション、便利堂でのコロタイプ印刷という3つのフェイズから紹介しよう。

※記事の最後にプレゼントの応募フォームがあります。

1.パーク ハイアット 京都での静謐な滞在

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周囲に溶け込むような瓦屋根の低層建築が、「山荘 京大和」の歴史的な建物や庭園と共鳴する。東山の主要な観光地へは徒歩圏内というロケーションながら、館内に足を踏み入れれば、静謐な時間が流れる。

パーク ハイアット 京都が位置するのは、世界遺産・清水寺へ続く二寧坂に面し、高台寺や祇園、八坂神社へも徒歩圏内という絶好のロケーション。明治時代より続く料亭「山荘 京大和」と共存し、料亭の歴史ある建築や庭園とホテルの新しい低層建築が美しく調和している。

全70室という世界的にも最小規模のパーク ハイアットで、コンセプトは「ラグジュアリーゲストハウス」。タモ材をふんだんに使った内装や、あえて不揃いの家具、作家のアート作品や器など、洗練されながらも温かみや寛ぎを感じさせるムードが館内全体に満ちている。各部屋からは八坂の塔や京都の街、日本庭園などの眺めを楽しめて、内装やアメニティには京都の職人技や素材が使われるなど、ホテル内にいながらにして京都らしさを存分に満喫できるのがなによりの贅沢だ。

シグネチャーレストラン「八坂」、ホームスタイルカフェ「KYOTO BISTRO」、ラウンジスペース「ザ リビングルーム」、バー「琥珀」という4つのダイニングでは、バラエティ豊かな食事やドリンクを楽しむことができ、予約をすれば「山荘 京大和」の和朝食も「KYOTO BISTRO」でいただける。スパ、フィットネスセンター、バスハウスが一体となった「ウェルネスセンター」は、和や京都のエッセンスを取り入れた落ち着く空間だ。

館内のどこにいても、リラックスしながら、五感が研ぎ澄まされていくような時間を過ごせることがこのホテルの醍醐味といえるだろう。

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玄関のプリツカーガーデン「叡心庭」は非日常な世界へのプロローグ。ハイアットグループ会長のトーマス J.プリツカーの自邸があるアメリカ・コロラド州から海を渡ってきた3億年前以上の石や、「山荘 京大和」の庭園にあった法隆寺の伽藍石を配置。京都の禅庭を数多く手がける作庭家の北山安夫によるもので、パーク ハイアットと「山荘 京大和」、そして開発・設計・施工を手がけた竹中工務店という3社の絆を象徴する存在だ。

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シグネチャーレストラン「八坂」では、フランスの数々のレストランで研鑽を積んだ久岡寛平料理長による鉄板を使ったフレンチが楽しめる。ライトアップされた八坂の塔や煌めく夜景もここだけの特別なごちそう。

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1877年創業の料亭「山荘 京大和」。江戸時代から継承されてきた茶室「送陽亭」からは、八坂の塔や京都市街を一望できる。午後4時からの「プライベートカクテルタイム」というプランでは、夕景を眺めながら、パーク ハイアット 京都のバー「琥珀」の女性ヘッドバーテンダーによる特別なカクテルが楽しめる。

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2.プロの指導のもと、ライカを使った撮影にチャレンジ

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レンズ一体型のデジタルコンパクトカメラ「ライカQ2」。明るい高性能なレンズ、高精細で被写体をしっかり確認できる有機EL電子ビューファインダー、高速オートフォーカスシステムなどさまざまな機能を搭載。さらに、防塵・防滴仕様で日常から旅先まで心強い。¥759,000(税込)

今回のプランのハイライトとも言える、ライカを携えてのフォトグラフィーセッション。講師は自身もライカを愛用し、雑誌や広告、俳優やアーティストのポートレートなどを撮影する大杉隼平。開業前からパーク ハイアット 京都のために3年間写真を撮り続けてきた大杉の案内で、ホテル内や周辺の観光スポットを巡って撮影する。

使う機種は2019年に登場した「ライカQ2」というコンパクトデジタルカメラ。「撮る面白さを知るなら、断然マニュアルがおすすめ。考えながら撮るので、いろいろと気づきがあります」という大杉の提案で、フルマニュアルでの撮影に挑戦。絞りやシャッタースピード、画角、ISO感度……と、あちこち操作が必要なことに最初は戸惑ったが、ていねいに教えてくれるのが心強い。慣れてくると、主要な調整はワンアクションでできるスムーズな操作性、タッチパネル、シンプルなボタン構成といった使い勝手のよさをじわじわと実感。固定レンズだがズーム式ではなく、ファインダーの中に示される枠で28mm、35mm、50mm、75mmと写す範囲を選べるのもライカならでは。鏡筒の根元にあるリングを回すだけでマクロ撮影への切り替えができ、17cmまで寄ることができる。

撮影のために巡るのは、美しい夕景を望むホテルのテラスや数寄屋建築の意匠が溢れる「山荘 京大和」、周辺の二寧坂、高台寺など。あちこちで大杉が「ガラスの反射を使えば二重の景色が撮れて面白いですよ」「人物を狙うなら、いま皆マスクをしているので、後ろ姿や足元を撮るのも手です」など、プロのテクニックやコツを惜しみなく教えてくれる。自由に好きな風景や対象を撮影しながら、時折、大杉とともに、つくばいから流れる水滴や落ちてくる葉っぱの撮影、鏡を使ってふたつの景色を取り込むという実験的な撮影などにもトライ。手に馴染む質感と心地よいシャッター音。撮るほどにカメラに愛着がわき、撮影する面白さにのめりこんでいく。

プランの中では、祇園の「ライカ京都店」へも訪れる。築100年の町家をリノベーションしたフラッグシップストアで、1階がストア、2階がライカで撮影された作品を展示するギャラリーとなっている。2022年2月5日からはここで大杉の写真展「I see this world with Leica」が開かれる予定だ。

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講師を務める写真家の大杉隼平は、1982年東京生まれ。ロンドンで写真とアートを学び、現在はさまざまなメディアで活動する。俳優の故大杉漣氏の長男でもある。総支配人からも「パーク ハイアット 京都のエモーションやエナジーを抽象的に表現できる」と信頼が厚い。

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2014年に銀座店に続くフラッグシップストアとしてオープンした「ライカ京都店」。築100年という町家の梁や柱などをできるだけそのまま残した空間に、ライカの世界観を融合させた。花街の真ん中というロケーションを生かし、芸舞妓を招いた撮影会なども企画。

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大杉の指導の下、筆者が鏡を使って「ライカQ2」で撮影。前後の景色をワンカットで捉えた不思議な1枚。

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杉苔に舞い落ちた紅葉を「ライカQ2」のマクロモードで撮影。空気や温度まで写すようなまろやかな質感、色が魅力。

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3.美術印刷の老舗、便利堂でのコロタイプ体験

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便利堂のワークショップでは、まずコロタイプについてのレクチャーを受け、普段外部の人間が入れない工房でデモンストレーションを見学。1色刷りでも、コロタイプ特有の豊かな連続階調を引き出すため、一度に濃く刷るのではなく、浅く刷り重ねていくそう。「“見当違い”“見当はずれ”の“見当”は、刷り位置を正確に重ねるための目印のことで、もとは印刷用語なんですよ」とコロタイプマイスターの山本氏。

便利堂は1887年の創業以来、19世紀中頃にフランスで発明された顔料による写真プリント技法であるコロタイプを継承する会社。1950年頃には色ごとに分解した版を一色一色刷り重ねるカラーコロタイプを独自に開発。原本に極めて忠実な文化財複製を可能にし、伊藤若冲の『動植綵絵』や正倉院の古文書などを複製する他、現代アーティストの森村泰昌や写真家のソール・ライターの作品にもその技術が使われている。

そんな歴史と技術を有する工房で、コロタイプのワークショップを体験できるのだ。コロタイプの「コロ」はギリシャ語の“kolla”を語源とし、膠(にかわ)、すなわちゼラチンのこと。事前に、撮影した中から好きな写真を2枚選んでデータを送っておくと、感光液を含ませたゼラチンを塗布したアクリル板に、そのイメージを焼きつけた版が用意される。そして、練ったインクをローラーで版にのせ、手動の印刷機で和紙にイメージを刷っていく。指導してくれるのは、コロタイプ歴41年というコロタイプマイスターの山本修。ユーモアを交えたレクチャーや説明はとてもわかりやすく、アットホームな雰囲気の中で作業が進む。インクののせ具合で濃度やディテールの出し方を調整していくのだが、山本の鮮やかなローラーさばきはさすが熟練の技とほれぼれするほど。黒だけでなく、いろいろな色を試したり、色を重ねてみたりという試行錯誤も楽しい。そして、何枚も刷った中から最終的に選んだ1枚が、後日、額装されて自宅まで届けられる。

至極のゲストハウスで寛ぎ、憧れのライカのファインダー越しに京都の美しさを再発見し、京都が世界に誇る伝統の職人技を体験する。なんとも贅沢な“大人の修学旅行”ともいえるこのステイプランでは、パーク ハイアットが定義する「Luxury is Personal(ラグジュアリーとはパーソナライズさせていくこと)」の真髄と、旅がもたらす豊かさを改めて実感できるはずだ。

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コロタイプで使うインクは亜麻仁油を主原料とする堅牢なインク。特注のハガネのヘラを使って、全身の力を込めてやわらかく練っていく。インクの量や固さで写真の調子が変わる。

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イメージを焼き付けたゼラチン版にローラーでインクをつけて、手漉きの和紙に刷っていく。ゆっくりローラーを動かすとインクが濃く付き、早く動かすと浅く明るいイメージに。自分の目指すイメージを追求できるので、つい夢中になって何枚も刷ってしまう。

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コロタイプでは写真のネガフィルムをそのまま版に使うため、オフセットやインクジェットのような網点がない。再現性に優れ、顔料と和紙を使うことで耐久性が高いのが特徴。自分で刷り上げたとっておきの1枚は、最高の旅の思い出となる。

『ライカコラボレーション・パッケージ プレミアムプラン』

商品概要:大杉隼平氏によるフォトグラフィーセッション、ライカ京都店訪問、便利堂でのコロタイプ印刷体験を含む2泊3日プラン。
1月(14-16日/ 15-17日/ 16-18日/ 17-19日)
2月(25-27日/ 26-28日/ 27-3月1日/ 28-3月2日)
3月(4-6日/ 5-7日/ 6-8日/ 7-9日)
4月(22-24日/ 23-25日/ 24-26日/ 27-29日)
価格:¥547,950~(2名1室、税・サービス料込み)
販売および予約期間:〜2022年4月11日(月)まで


パーク ハイアット 京都

京都府京都市東山区高台寺桝屋町360 
TEL:075-531-1234
kyoto.park@hyatt.com
※日時指定のプランになります。
※申し込みゲストにはライカ製のカメラを貸し出します。
※催行人数には限りがあります。
オンライン予約:www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-kyoto/itmph/offers

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パーク ハイアット 京都の宿泊券を1組2名様にプレゼント!

このラグジュアリーホテル、パーク ハイアット 京都の宿泊券1泊2日を1組2名様にプレゼントいたします。オプション料金¥171,028(税・サービス料込み・1名様参加の場合)をお支払いいただければ、こちらで紹介した『ライカコラボレーション・パッケージ プレミアムプラン』へ変更することも可能です。記事下の注意事項をよくお読みのうえ、ぜひご応募ください。

【パーク ハイアット 京都 宿泊券プレゼント内容】

■当選人数:1組2名様
■宿泊日数:1泊2日
■ルームタイプ : ビューキング
■食事提供の有無:洋朝食付き
■有効期間:2022年3月1日〜8月31日までの宿泊
※利用除外日:3月18日~4月14日
※ご当選者様が『ライカコラボレーション・パッケージ プレミアムプラン』にアップグレードする場合、1名様ご参加の場合¥171,028、2名ご参加の場合¥342,056(ともに税・サービス料込み)をご自身で負担いただくことになります。
※緊急事態宣言下や感染拡大期のご利用は避け、感染状況を鑑みてのご利用をお願いいたします。


パーク ハイアット 京都

京都府京都市東山区高台寺桝屋町360
TEL:075-531-1234
チェックイン15時、チェックアウト12時
客室数:全70室(スイート9室含む)
料金:ビューキング¥165,000~(洋朝食付き、税・サービス料込み、1室2名利用)


【注意事項】

■当選者の方には、2022年2月10日までに弊社からメールにてご連絡させていただきます。お客様の連絡先等に不備があり連絡不能な場合や、ご返信期限までに当選に対するご返信が確認できない場合は当選無効となり、弊社は一切の責任を負いません。弊社メールが迷惑メールに振り分けられてしまいご連絡いただけない場合も、同様に当選無効となります。
■登録フォームにご記入不備のある場合は、当選権利の無効・取り消しとなる場合がございますので、ご注意ください。
■宿泊以外の交通費など、今回のプレゼント内容に含まれないすべての実費は当選者様のご負担となります。
■指定された期間内のみ有効となります。いかなる場合にも有効期間の変更・延長はいたしかねます。
■当選抽選結果に関するお問い合わせにはお答えいたしかねます。
■ご応募は、日本国内在住の成人の方で、CCCメディアハウス会員の方限定となります。会員登録がお済みでない方は「ご応募はこちら」から会員登録のうえ、ご応募ください(登録無料)。
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問い合わせ先/CCCメディアハウス マーケティング部
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