ヴィンテージアイテムは無数に存在し、極めれば奥は深い。年代物と賢く付き合っていく上で知っておきたい、本物のヴィンテージデニムにまつわる基礎知識を紹介しよう。
天然インディゴで染めた、“66前期”までの“縦落ち”

ディテールの差異はもちろんだが、「ベルベルジン」の藤原裕はヴィンテージデニムのいちばんの醍醐味を「美しい色落ち」と断言する。それを左右するのは生地、つまり使われている染料で、リーバイス501の場合は1970年代後半を境に天然インディゴから硫化物に切り替えたことで色がのっぺりとしてしまい、“縦落ち”が出なくなったという。古い=ヴィンテージとひと括りにされやすいデニムにおいて、どれが本当のヴィンテージデニムなのか。「同時期でも製造年により色の落ち方に差はありますし、個人の意見ですが、71年から78年頃までにつくられた“66前期”モデルまでがヴィンテージと呼ぶにふさわしいと思います」
ベルベルジン
日本を代表する老舗ヴィンテージショップ。藤原はディレクターを務めるかたわら、ヴィンテージデニムアドバイザーとしてさまざまな活動も行う。
住所:東京都渋谷区神宮前3-26-1 原宿SHビル B1・1F
TEL:03-3401-4666
営業時間:12時〜20時
定休日:無休
http://webstore.berberjin.com
※店舗情報が変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。
※この記事はPen 2020年7/15号「東京古着日和。」特集より再編集した記事です。