カスタマイズで理想の調理道具に育て上げる、パナソニックの新型オーブンレンジ

  • 文:神原サリー

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Panasonic「Bistro」NE-UBS5A
パナソニック「ビストロ」NE-UBS5A
〈オーブンレンジ〉

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レンジとオーブンの基本機能を搭載し、アプリや別売りアタッチメントでアップデートできる。IoTにも対応する「ビストロ NE-UBS5A」¥65,000(実勢価格)

家電の理想はカスタマイズできることだと思っていた。暮らしや好みに合わせてカラーや機能をセレクトし、受注生産でもいいから、自分にぴったりの家電をつくってくれたらと。そんな理想の家電が、ついに誕生した。パナソニックの“マイスペック”オーブンレンジ、「ビストロ」だ。

購入時の付属品はオーブン用の角皿のみ。レンジによる温めや解凍の他、煮物やパスタ、菓子づくりも楽しめる。庫内容量25ℓという、ちょうどいいサイズ感でカラーもホワイト一色。液晶画面以外はダイヤルがひとつ付いているだけと、シンプルなデザインもコンセプトに合っていて好ましい。つくりたい料理やライフスタイルの変化に応じて、別売りのアタッチメント(グリル皿やスチームポット)をプラスしていくことで、ハードもソフトもアップデートできる仕組み。アタッチメントは1万円以下からあり、フライパンや鍋を買うようなイメージで追加購入できる。

基本となるオーブンの機能も決して見劣りするものではない。高火力の平面ヒーターに加え、ヒーターの熱を効率よく伝えるハニカム形状を採用して短時間調理を可能にしている。アプリから興味のあるキーワードを3つ選ぶと、お薦めのメニューを提案してくれる機能も便利だ。新生活に向けた初めての家電としてはもちろんのこと、少人数のファミリーや子育てが終わった大人世代の家庭にもぴったり。サンマを返さずに、両面をこんがりおいしく焼ける……そのために、グリル皿を買い足そうなどと、思わずほくそ笑んでしまう。

願わくば背面のデザインまで考えられていたらパーフェクト。アイランド型のキッチンなどさらに置き場所を選ばなくなり、インテリア性も高まることだろう。

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蒸し調理や蒸し焼き調理が短時間でできる、別売りの「スチームポットNE-US1」¥6,600(実勢価格)。「ビストロ」と連携し、献立を提案する「キッチンポケットアプリ」も便利。

神原サリー

新聞社勤務を経て「家電コンシェルジュ」として独立。豊富な知識と取材をもとに独自視点で発信。東京・広尾の「家電アトリエ」をベースに、テレビ出演や執筆、コンサルティングなど広く活躍中。

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