銀座ソニーパークで体験する、YOASOBIによる新曲「大正浪漫」の映像世界

  • 文:白石菜美
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銀座ソニーパークでは、小説を音楽にするユニット「YOASOBI」をコラボレーターに迎えた『⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI』を開催。

銀座ソニーパークでは、2024年に完成予定の「新 Ginza Sony Park」に向けた建設工事がスタートする2021年10月を前に、ソニーが取り組む多様な6つの分野をテーマにファイナルプログラム『Sony Park 展』を9月30日まで開催中だ。ソニーミュージックグループに所属する6組のアーティストが加わって展開する。
9月2日~9月13日では、コンポーザー Ayaseとボーカル ikuraからなる、小説を音楽にするユニット「YOASOBI」をコラボレーターに迎えた『⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI』を開催(事前予約制、入場無料)。

電子の眼ともいえるソニーの半導体(センサー)は、さまざまな人の想像性や空想を現実のものへと進化させる存在だと考え、「半導体は、SF だ。」というテーマを掲げた。また、“小説を音楽にする”というYOASOBIのコンセプト通り、多彩なジャンルの小説がAyaseとikuraというセンサーを通り、時代性を纏った音楽となって、たくさんの人たちの心を震わせている。そのプロセスで起きている、物語と音楽の化学反応も、とてもSF的であると考えた。

今回、半導体とYOASOBI、遠いようで近いこのふたつが交わり、9月15日に配信リリースされる新曲「大正浪漫」の世界に入り込む新たな体験を創造。この楽曲の原作小説は、現代に生きる主人公・時翔と100年前の大正時代を生きる千代子との、時代を越えた“文通”から繰り広げられる、切なくも美しい恋模様が描かれた作品だ。本展のメインとなる「大正浪漫 - NOVEL INTO MUSIC -」では、ふたりの文通をモチーフにしたオリジナルアニメーションなどで、原作小説の物語や楽曲の世界観を体験できる。さらに、小さな箱の中に小説本が浮かぶ立体映像「夜遊ノ箱庭」も楽しむことができる。配信リリースに先駆け、「大正浪漫」のフルバージョンの楽曲とともに、原作ストーリーの切なく美しい世界を、少し不思議な体験で楽しんでみよう。

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インタラクティブな映像体験で、切なくも美しい恋模様を体感

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YOASOBIの新曲「大正浪漫」の楽曲とともに、この原作の世界を体験いただく「大正浪漫 - NOVEL INTO MUSIC -」のメインとなるのは、会場に準備した特別な「電灯」で来場者が壁面を照らすことで影絵のアニメーションが浮かび上がる、インタラクティブな映像体験だ。
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アニメーションは、原作小説のストーリーをベースにしたもので、来場者が、時翔と千代子の文通のやりとりを覗き見ることができる。ミュージックビデオとはひと味違った映像体験を通して、ふたりの文通の物語や楽曲の世界観が楽しめるだろう。

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Sony Park 展『⑤半導体は、SFだ。with YOASOBI』

開催期間:9月2日~9月13日
開催時間:11時~19時(9月2日のみ12時~16時半)
開催場所:東京都中央区銀座5丁目3-1 Ginza Sony Park(PARK B2/地下 2階)
料金:無料
※事前予約制、予約開始日:8月25日正午

https://www.ginzasonypark.jp/sonyparkten/05.html
※開催日時・内容などが変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。