ラコステが循環経済を促進するエレン・マッカーサー財団の慈善団体のパートナーに

  • 文:荒井貴彦

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ラコステは「循環型経済こそ繊維業界が進むべき道」と宣言している。

フランスのライフスタイルブランド、ラコステは、循環経済を促進する慈善団体エレン・マッカーサー財団(本部:イギリス)の「Make Fashion Circular ―循環型ファッションビジネス―」イニシアチブに加入した。

本財団とのパートナーシップは、ラコステが世界規模で取り組む社会的・環境的イニシアチブである「DURABLE ELEGANCE ―持続可能なエレガンス―」の一環。ラコステは事業活動の環境の最小化、ラコステ製品の製品寿命の延長、繊維素材の製品寿命管理という目標を掲げ、2025年までの達成を目指している。

また、これらの目標を達成するために「販売する製品の環境影響を15%削減する」「ポロシャツの全ラインナップの製品寿命を2倍に延長する」「繊維廃棄物と余剰在庫品を100%再利用できるよう方法を提示する」という取り組みに重点を置くと発表している。

ラコステのブランド最高責任者キャサリン・スピンドラーは次のようにコメント。「ラコステは常に長く愛用できるアパレルとアクセサリーの製造に努めており、当社製品を環境的に優れたものにするべく日々取り組んでいます。このパートナーシップは、繊維業界をさらに責任あるサステナブルな業界に変革するという当社の決意を表しています」

持続可能な社会の実現に向けて、このような姿勢や取り組みは消費者のブランド選択基準の一つとして、今後さらに重要となるだろう。

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問い合わせ先/ラコステ
https://corporate.lacoste.com/