「数寄屋造り」×「こだわり風呂」で贅沢な滞在を約束する、京都の最注目ホテル「眞松庵」とは?

  • 文:小長谷奈都子

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平安神宮や京都市京セラ美術館の南に位置する「眞松庵」。10月14日にグランドオープンの予定。

この秋、京都にまた注目のホテルが誕生する。場所は、南禅寺や平安神宮、京都市京セラ美術館などが集まる、伝統と文化を感じられる岡崎エリア。「眞松庵」という名を冠し、高級住宅地の一角に溶け込むような趣きでひっそりと佇む、4室のみのホテルとなる。

設計を担当したのは、自然との一体感を大切にした和の空間づくりに定評がある京都在住の建築家、横内敏人。施工は京都の数寄屋建築の名工として知られる中村外二工務店。この強力なコラボレーションに加え、空間づくりは数々のラグジュアリーホテルやメゾンのプロジェクトに携わる乃村工藝社の小坂竜、庭園は文化財庭園、寺社仏閣などを幅広く手がける京都の老舗造園、花豊造園といった布陣が脇を固める。

2階と3階に2部屋ずつ配された客室は、それぞれ意匠が異なる内装。全国から取り寄せた銘木を使った数寄屋造りの空間に、北欧をはじめとする各国から厳選した家具や調度品が並ぶ。たとえば2階東の「松 sho」は、ホテル名の由来となっている前庭に植えられた赤松の林を望む部屋。天井は北山杉小丸太の掛け込み天井と、赤杉の網代天井が特徴。2階西の「眞 shin」は敷地内の庭園の緑を最大限に取り込んだ“市中の山居”のような雰囲気で、高野槙(こうやまき)の浴槽から庭の緑を眺めながら入浴ができる。3階西の「洛 raku」は左官職人、挾土秀平(はさどしゅうへい)が眞松庵のために造った研ぎ出し仕上げの浴槽も大きな魅力だ。 いずれも、和洋が融合した上質な空間で、別宅のような寛ぎと心地よさを感じられるだろう。

さらに、1階には、選りすぐった素材の味わいを独自の感性で表現する、京都の高級日本料理店「緒方」の初の支店「南禅寺 緒方」がオープンする。暮らすように穏やかな時を過ごせる隠れ家ホテル。景色が鮮やかに染まる秋の訪れが待ち遠しい。

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3階西の「洛 raku」は京都の山並みを望むことができる明るく開放的な部屋。夜は月を眺められるよう南側にテラスを設置し、浴室からもテラスに出て涼める。
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3階東の「暁 gyo」は日本の様式基準の真行草でいう草の様式を踏まえた部屋。面取りをしない丸太のままの柱や、へぎ板や蒲芯を用いた天井で、茶室のような趣きに。
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2階東の「松 sho」の浴室には円形の槙の浴槽を設置。浴室は全室床暖房付きで、パウダーレインのオーバーヘッドシャワーと、レインシャワーを備える。

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1階に入るのは、日本料理「緒方」の初の支店となる「南禅寺 緒方」。美しく整えられた日本庭園を眺めながら、素材の味わいを大胆かつ繊細に引き出す料理を楽しめる。

眞松庵(しんしょうあん)
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町91-5
www.shinsho-an.com
※2021年10月14日グランドオープン予定

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  • 文:小長谷奈都子

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