滝藤賢一が体験、自分の好みが見つかる次世代型コーヒー専門店

  • 写真:土屋崇治(TUCCI)
  • 文:佐藤周平
  • ヘア&メイク:長島由香(MARVEE)
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「コーヒーと植物は、生活に欠かせない存在」と言い切る俳優の滝藤賢一さん。以前から気になっていたというコーヒー専門店への訪問に同行し、コーヒーとの向き合い方について話を訊いた。

滝藤賢一●1976年、愛知県生まれ。舞台を中心に演技力を磨く。2008年、映画『クライマーズ・ハイ』で一躍脚光を浴び、以後名バイプレーヤーとして数々の映画やドラマに出演している。8月20日に映画『孤狼の血 LEVEL2』が公開予定。

この日、滝藤賢一さんが訪れたのは、コーヒーの聖地ともいわれる清澄白河に今年1月にオープンした「コーヒー マメヤ カケル」。世界各地の焙煎士から厳選して仕入れる〝コーヒー豆のセレクトショップ〞として人気の「コーヒー マメヤ」の姉妹店だ。カウンセリングを通して自分に合った豆を提案してくれるだけでなく、コーヒーとの新たな出合いを演出する、次世代型のコーヒー専門店。その売りは焙煎や抽出の違いを体験できる〝コーヒーのフルコース〞だ。

「役によっては食事制限をして身体をつくらなければならない。その時に口にする飲み物は水とコーヒーだけ。僕の血の半分はコーヒーでできているかも(笑)。深煎りで苦みが強いのが好きで、いつも同じ店で豆を購入するから店主も僕の好みをわかっている」

バリスタの圖師聡(ずしあきら)さんが提案したのは、コーヒー本来の香りや酸味が感じられる浅煎りの豆を使った「コーヒー マメヤ コース」。バリスタとの対話を通じ、滝藤さんも意外な好みに気づかされた。

「1時間以上のコースでいろんな角度から楽しませてもらいました。苦手だった酸味の強い豆も、本当においしかったし、コーヒーとじっくり向き合うことがこれほど贅沢なことだと思わなかった。忙しくても1日1回、せめて週に一度でもゆっくり味わって飲む時間をとることは大事ですね」

滝藤さんが体験したメニューのひとつが、ノンアルコールジン「シードリップ」を使ったコーヒーモクテル。「味はコーヒーなのに、ハーブの香り」と興味津々だった。

同じ豆を使い、コールドブリューやハンドドリップ、ラテ、ミルクブリューなど、さまざまな抽出方法で違いを表現していく。コーヒー マメヤ コース¥2,800

「どの世界でも、その道のエキスパートの話を聞くのは楽しい」と滝藤さんが言うように、バリスタとの会話もこの店の魅力。圖師さんはオリジナルのコーヒーカクテルを競う日本大会で2連覇した実力者。カウンセリングから始まり、コーヒーの奥深さを教えてくれる。

コーヒー マメヤ カケル
住所:東京都江東区平野2-16-14
TEL:03-6240-3072
営業時間:11時~19時
定休日:無休 ※予約優先
www.koffee-mameya.com

※この記事はPen 2021年7月号「コーヒーとグリーン、ときどきポッドキャスト」特集より再編集した記事です。