プログラマー・真鍋大度が偏愛する、機能的バックパックとは?

  • 写真:加藤佳男
  • 文:力石恒元
  • イラスト:阿部伸二(karera)
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真鍋大度(まなべ・だいと)●1976年、東京都生まれ。ライゾマティクス ファウンダー。プログラマーやインスタラクションデザイナー、DJなどマルチな顔をもつ。坂本龍一やビョークなどクリエイターとの共同制作やプロジェクトに携わる。

国内外のプロジェクトに関わり、多い時にはひと月に10回ほど海外出張していた真鍋大度さん。彼がほとんど身体の一部というのが、ホワイトマウンテニアリングのバックパックだ。ファッションアイテムとして、使い勝手のいい道具として、バックパックは私生活でも仕事でも欠かせない。さまざまなサイズ、カタチ、ブランドを試してきたが、これこそ人生最高の逸品だと語る。

「ポケットを豊富に備えたバッグはよく見かけるけど、使わない部分があったり、入れる場所が定まらなかったり。デザイナーの相澤陽介さん自身がよく旅で飛行機に乗るためか、ポケットのサイズや配置が考えられてます」

使い勝手がいいと、ポケットに合わせて財布やモバイルバッテリー、パスポートなど持ち物の定位置が確立する。忘れ物が減り、パッキングの効率が上がって不必要なノイズがなくなる。やりたいことに時間を回せるようになる。「自粛期間に時間の使い方について改めて考えました。時間を細かく刻まずに、ゆっくりていねいに日々を過ごす。併せて思考もモノも断捨離して、それでも手元に残ったのが、このバックパックなんです」

新しい生活様式でも必要。それが真のスタンダードだ。

ボディに採用されたスペクトラ繊維は刃物でも切れにくく、防水性、耐摩耗性に優れた高機能素材。タフに使えるため、ビジネスマンにも人気だ。背面にはPCを収納するポケットも完備している。また、クッション性のあるストラップで長時間の移動も楽。

両サイドに設けられた細長いポケットは2辺にわたって大きく開けることができる。スマートフォンや財布など、よく使う持ち物に素早くリーチできる。

メインコンパートメントにもミニポケットを配置。上部に視認性の高いクリアポケットがふたつ設けられ、パスポートや航空券など貴重品の出し入れも簡単。

※Pen2020年9/15号「あたらしい定番と、自分のための定番」特集よりPen編集部が再編集した記事です。