日本財団が主催する、パフォーミングアーツを通じて、障害・性・世代・言語・国籍など、個性豊かな人たちと一緒に楽しむ芸術祭『True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭 -世界はいろいろだから面白い-』は、5月30日(日)13時より、落合陽一を総合ディレクターに迎えたオンライン・ファッションショーが開催する。「True Colors FASHION 身体の多様性を未来に放つダイバーシティ・ファッションショー」と題して、True Colors Festival YouTube公式チャンネルにて配信予定だ。
身体機能を拡張するテクノロジーやファッションを通じて、多様な身体像を考え表現するため、りゅうちぇる、乙武洋匡、難聴ダンサーGenGenやケンモチヒデフミなど、多彩なモデルとデザイナーが集結し、共同制作に挑戦。計11組が水面を演出したランウェイに登場し、事前収録による約15分間のショーを展開する。ショー後には、落合がそれぞれのプロジェクトの制作プロセスに迫るインタビュー映像も見どころのひとつ。
落合は、「自然に見られるような生物が持つ多様性の美を、さまざまな身体性の美に見立てて、今回ファッションショーを構成することにした。自然化するテクノロジーによって揺籃される身体の多様性とはなんなのか、参加者や聴衆の皆様とともに考えていきたいと思っています」とコメント。ダイバーシティー&インクルージョンの本質を改めて考える、話題必至のファッションショーとなるだろう。
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多様性あふれる参加クリエイターとプロジェクト
落合陽一(おちあい・よういち)●1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。「デジタルネイチャー(PLANETS)」、「2030年の世界地図帳(SBクリエイティブ)」など著書多数。「物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。オンラインサロン「落合陽一塾」主宰。
「True Colors FASHION 身体の多様性を未来に放つ ダイバーシティ・ファッションショー」開催概要
日時:2021年5月30日(日)13時~
視聴方法:True Colors Festival YouTube公式チャンネル
※6月1日(火)までは上記よりアーカイブが視聴できます。6月2日(水)以降、同チャンネルではショーとインタビューが個別にアーカイブされます。
ノンカット版は、「THEATRE for ALL」にてアーカイブ配信をスタートします。 ※UDCastを使った音声ガイド / 解説番組は、アーカイブ時もご利用いただけます。 OkanWatch(周囲の音のリズム・大きさを色と振動で感じるアプリ) ※今回、試験的に先着100名の方に期間限定で体験いただけます。5月28日(金)よりダウンロード開始予定です。
問い合わせ/日本財団DIVERSITY IN THE ARTS True Colors Festivalチーム
TEL:03-6455-3335(平日10時~17時)
EMAIL: info@truecolorsfestival.com