レーザーでゴミを"可視化"! ダイソンの最新スティッククリーナーが本日から発売スタート

  • 文:三浦一紀

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新発売の「Dyson V12 Detect Slim」 ¥86,900(税込)~、「Dyson V15 Detect 」¥108,900(税込)~。価格はダイソン公式サイトより。

本日、ダイソンはスティッククリーナーの新製品「Dyson Detect Slim」シリーズの発売を開始し、デモンストレーションを含む発表会が行われた。

今回の新製品の特徴は、ダイソン史上初となるグリーンレーザーを採用した「Laser Slim Fluffy クリーナーヘッド」の搭載だ。


ゴミを「可視化」するスティックタイプのクリーナー

ヘッド部に搭載されたグリーンレーザーが目に見えないホコリを浮かび上がらせる。

「Dyson Detect Slim」シリーズに標準付属するこのヘッドは、床面をグリーンレーザーで照射することで、目には見えない極微細なホコリを可視化。これにより、これまでの掃除では除去しきれなかった肉眼では見えないホコリも吸い取ることができる。

吸い取ったゴミをサイズ別に認識し本体の液晶部分に表示。

可視化できるのは、床面のホコリだけではない。吸い取ったゴミも可視化することができ、本体内部に搭載されたピエゾセンサーにより、大きなホコリから極々微細な10μmの粒子までを4段階で表現。

この2つの「可視化」により、これまで「だいたい掃除できたかな?」といったなんとなくの感覚でしか認識できなかった掃除の効果を、視覚的に実感することができる。

新開発の「毛絡み防止スクリューツール」。

また、付属するハンディタイプのヘッドには新開発の「毛絡み防止スクリューツール」を搭載。アルミメデススクリュー原理に着想を得た円錐形のヘッドは、毛髪やペットの毛などをヘッド部分に絡ませることなく、クリアビンに吸い上げることができる。

本日リモートにて行われたデモンストレーションでは、長いリボンを吸引。ヘッドに絡むことなくクリアビンに吸い込まれていった。

最長運転時間は約60分。価格はオープン。公式サイトでの販売価格は、トリガー式の「Dyson V15 Detect」は10万8900円〜、ボタン式の「Dyson V12 Detect Slim」は8万6900円〜となっている。


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本体の隙間を徹底的に密閉して空気清浄力を高めた「Dyson Purifier」シリーズ

左:オンライン発表会で技術解説を行ったダイソンのジェームズ・シェール。中央:空気清浄+扇風機の「Dyson Purifier Cool 空気清浄ファン」、右:空気清浄+ヒーター+扇風機の「Dyson Purifier Hot+Cool 空気清浄ファンヒーター。

また、空気清浄機能と冷暖房機能を搭載した「Dyson Purifier」シリーズの2製品「Dyson Purifier Hot+Cool 空気清浄ファンヒーター」と「Dyson Purifier Cool 空気清浄ファン」も本日から発売開始した。

「HEPA 13フィルター」により高い空気清浄能力を実現。

両機種ともフィルター部分に欧州規格の「HEPA 13フィルター」を搭載し、PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去するだけでなく、有害なガス・ニオイも除去する。

発表会では、製品の断面図で密閉された隙間が示された。

それだけではなく、本体の24カ所にあったわずかな隙間を密閉し、より本体の密閉度を向上。これにより、従来製品よりも有害物質の漏れを低減させ、より空気清浄能力を高めた。また、運転音も従来遺品より20%低減。長時間稼働でもストレスなく使用できる。

価格は両機種ともオープンとなっている。

従来製品同様、専用アプリによりスマートフォンやタブレットから空気清浄の状態をチェックしたり動作を制御できる。

問い合わせ先/ダイソン株式会社
https://www.dyson.co.jp/