いまアメリカの離婚率は過去最低? 要因となった価値観の変化とは

  • イラスト:山崎真理子
  • 文:鈴木希実

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かつて、結婚したカップルの半数は離婚するといわれていたアメリカで、50年ぶりに離婚率が過去最低を記録した。国勢調査の2019年調査によると、その年に結婚した1000組に対し離婚に至ったのは14.9組。最も離婚率が高かった1979年の22.6組から30年近く横ばいが続いていたが、2008年頃から下降線をたどり始め、今回の結果に。この下降線の始まりは、いわゆるミレニアル世代が結婚し始めたタイミングと重なっており、同調査が示す男性30歳、女性28歳という初婚平均年齢とも一致する。

若年層の離婚率の低下の要因としてよくいわれるのが、女性の高学歴化や、生活の質を重視する価値観などだ。初婚年齢の高さからもわかるように、自らのキャリアをしっかり築き、納得いくライフスタイルを持続できることを確認した上で結婚に進む。そうした慎重さが、その後の夫婦関係に安定をもたらしていると考えられている。

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