幻想的な世界に導く、ロボハンズによるジャジー・インスト盤。

  • 文:山澤健治

Share:

『シェイプス』ロボハンズ PCD-94009 Pヴァイン ¥2,640(税込) 2021年1/15発売

【Penが選んだ、今月の音楽】

ロンドンの若きマルチ奏者/作曲家、アンディ・バクスターによるソロ・プロジェクト第3弾。USウエストコーストのレイドバック感やアンビエントな音像が幻想的なトリップ・サウンドに溶け合う、クール&メロウなジャジー・インスト盤。2018年の第1弾から注目を集める才人だが、抑えめなビート感といい、浮遊感のある音響といい、ハイセンスな音のしつらえには脱帽だ。音の湿度が実に心地よい。



ヌジャベスの意志を継ぐ、鬼才ふたりのベストワークス集。

ポップ・ミュージック職人としてのセンスが凝縮された、カン・サノの新作。

オーガニックな感触に貫かれた、ダーティー・プロジェクターズの新作『5 EPs』。