新生活を一緒に始めたい、アンダー1万円の美的ボールペン5選。

  • 写真:大志摩 徹
  • セレクト&スタイリング:今吉高志

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始まりの季節には、やはり筆記具を新調したい。ひと口に筆記具と言っても万年筆やシャープペンとさまざまあるが、日常で使う機会が最も多いのは、ボールペンだろう。

手にするだけで少し改まった気持ちになる真鍮のペンや、持ち主の格も上げてくれそうな機能美あふれるペン……。今回は、アンダー1万円で手に入る、見た目も書き心地もワクワクするようなボールペンを紹介する。


1. ネジで芯を調整する、ユニークなデザイン

2. 万年筆のような重厚さをもつ、真鍮ボールペン

3. 特別な時間に使いたい、メイド・イン・台湾モノ

4. 多彩な万年筆用インクが、カジュアルに使える。

5. ラミーの2020年限定カラーは、目にも鮮やかなトルマリン!

ネジで芯を調整する、ユニークなデザイン

「ネリ」ボールペン(上からブラック、アルミニウム)各¥9,900(税込)/ともにリビング・モティーフ TEL:03-3587-2463

キャップ式でもノック式でもない。マットなアルミニウムの本体と真鍮のネジ、そして芯という限りなくシンプルなボールペン「Neri(ネリ)」。モレスキンのクリエイティブ・ディレクターなども担う、イタリア・ミラノを拠点とするインダストリアル・デザイナーのジュリオ・イアケッティによるデザインだ。

アクセントとなっている真鍮のネジは、芯を好みの長さにネジで調整できるだけでなく、デスクから転がり落ちることを防ぐストッパー的な役割も果たす。毎回のネジの調整がちょっと面倒くさそう……と思いきや、片手で調整できる絶妙な配置となっているのでご安心を。

芯の長さはネジで調整する。インダストリアルデザインのよさをベースにした、きわめてシンプルなつくりだ。

万年筆のような重厚さをもつ、真鍮ボールペン

「ブラスペン」¥5,500(税込)/シンクオブシングス TEL:03-6447-2811

輝く真鍮の風合い、手にした時の適度な重み。キャップを閉めた状態での、無駄を削ぎ落としたデザインも美しい。「BRASS PEN(ブラスペン)」は、コクヨが手がけるライフスタイルショップ「THINK OF THINGS(シンクオブシングス)」のオリジナル商品。精密機械加工によってディテールまで美しく仕上げられており、まるで万年筆かのような重厚さをもつ。

力の加減によってインクの濃淡や筆跡が出る点も味がある。真鍮ゆえ、長く使うほどに風合いが出てくるペンは、持ち主とともに味わいを増すもの。ぜひ一本は持っておきたい。

万年筆のような書き心地。首軸の加工など、繊細なディテールにも注目だ。

特別な時間に使いたい、メイド・イン・台湾モノ

ワイスタジオ「レジンローラーボールペン」(上から、ブラック、レッド、ホワイト)各¥5,500(税込)/すべてプリコ TEL:06-6443-0039

「ystudio(ワイスタジオ)」は、台湾のデザイン会社「物外設計」が手がける文具ライン。剥き出しの真鍮のクラシックシリーズや、付属のサンドペーパーで自分好みに塗装をカスタマイズできる「ブラッシング」シリーズなど、「手書きをする特別な時にふさわしい文具」というテーマでつくられる、真鍮製のペンの人気はヨーロッパへも広まっている。マット加工した樹脂と真鍮とを組み合わせた「レジン」シリーズは、2019年に発売されたモデル。鉛筆のような六角軸のデザインや、ホワイト、ブラック、レッドと真鍮とのコンビネーションは、クラシカルな印象を抱かせる。

ストレスなくスイスイとペンが進む、ローラーボールの書き味も小気味いい。「物」の「外」にある趣を伝えたいという、ブランドの姿勢が反映されたボールペンだ。

水性インクを採用。なめらかな書き心地なので、長い手紙を書く際など、筆が進みそうだ。

多彩な万年筆用インクが、カジュアルに使える。

ローラーボールペン各¥2,200(税込)/すべてカキモリ TEL:050-1744-8546 ※0.7mm、0.5mmの2種類があり、写真はすべて0.7mm。インクは別売

東京・蔵前にある文具ショップ「カキモリ」のオリジナル商品の中でも、人気が高いのがこのローラーボールペン。万年筆用インク専用のボールペンという、ユニークなシリーズだ。

魅力は、カキモリ顔料インクの色の豊富さ。日常で使いやすい黒やブルーにはもちろん絶妙なバリエーションが揃うが、他にも「HARVEST GOLD」や「LIME SHOCK」「TWINKLE YELLOW」など、ネーミングからして心躍るようなカラーを自由に選ぶことができる。カラフルなインクで文字やイラストを書いていると、懐かしいような、ちょっと童心に帰ったような気持ちになれそうだ。

気に入った色を揃えていくのも楽しい。写真のインクは「Ink on tap」という数量限定の量り売り(各11ml入)各¥1,320(税込)、ローラーボールペン¥2,200(税込)/すべてカキモリ

ラミーの2020年限定カラーは、目にも鮮やかなトルマリン!

「ラミーアルスター」ボールペン(上から、グラファイト、ディープパープル、トルマリン)各¥3,850(税込)/すべて銀座 伊東屋 本店 TEL:03-3561-8311

1930年の創立以来、世界中でファンを獲得してきたドイツの筆記具メーカー「ラミー」。胴軸にアルミニウムを採用した「ラミーアルスター」は毎年、限定カラーがリリースされている。2020年の限定カラーは「トルマリン」。艶のある鮮やかなブルーグリーンは、目にするたびに気持ちをリフレッシュしてくれそうだ。グラファイトやディープパープルなどの定番カラーに加えて、仲間入りさせたい。

ラミーアルスターのボールペンにはキャップ式もあるが、日常使いにはやはり、片手で取り出してすぐに使えるノック式が便利。ポケットに留めやすい大きなグリップなど、機能美に基づいたデザインはビジネスパーソンの頼れる相棒だ。

油性インクを採用。同ブランドのロングセラーモデルでABS樹脂製の「ラミーサファリ」より、胴軸がやや太めなのも特徴だ。

新生活を一緒に始めたい、アンダー1万円の美的ボールペン5選。

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