世界中のファッショニスタから常に熱視線が送られる、デザイナーのヴァージル・アブロー。彼が率いる「オフ-ホワイト」は、ナイキ、クロムハーツ、イケアなど世界中のブランドとコラボレーションを果たしているが、次なるタッグはなんとルーブル美術館だ。2020年2月24日までルーブル美術館で開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』を記念し、特別なカプセルコレクションを発売する。
「大学時代から、科学、エンジニアリング、建築など、芸術以外のさまざまな分野に多大な影響力をもっていたダ・ヴィンチに影響を受けていた」と語るアブロー。今回のテーマは、ファッションとハイアートという一見異なる世界を融合させること。コレクションに取り入れたダ・ヴィンチの作品の中には、岩窟の聖母として知られる『聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ』もあり、聖アンナ、聖母マリア、そして聖アンナとして知られる子羊と遊ぶ幼児イエスが、彼の解剖学的なスケッチを含む象徴的な図面で織り込まれている。本コレクションはルーヴル美術館のギフトショップを始め、オフ-ホワイト、ファーフェッチのそれぞれのオンラインショップで販売されるので、気になる人はチェックを。
●ルーブル美術館 www.louvre.fr/en