創業から50年の歴史をたどる「大アクタス博」 が2日間限定で開催!青山店がミュージアムへと変貌します。

  • 文:梶原博子

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全国各地でインテリアショップを展開するアクタスは、今年で創業から50周年を迎えます。これを記念して、これまでの歴史を振り返り、この先の未来を語る場として「大アクタス博 1969-2019*Beyond50」が2019年7月27日(土)、28日(日)に開催されます。会場となる東京・外苑前のアクタス青山店は、この2日間限定で50年分のアーカイブを展示するミュージアムへと変貌します。

アクタスの前身となる第1号店「ヨーロッパ家具・青山さるん」は、1969年7月26日に東京・青山にオープンしました。7人の創業メンバーは、豊かな暮らしとは消費を繰り返すことではなく、つくり手の顔が見える製品とできる限り長い時間を過ごすことではないか考え、ていねいにつくられた北欧家具を扱う店をこの地で始めたのです。

本展では「過去の50年間に敬意をもち、未来のアクタスを創っていく」というテーマを掲げ、創業から現在に至る50年分の写真や販促ツールなどのグラフィック、エポックメイキングとなった商品、ノベルティグッズなどを展示。さらにアクタスに勤務する700人の現役スタッフが考えた「アクタスの未来予想図」や、さまざまな分野で活躍する著名人と社長との対談映像「あの人と語るこれからのアクタス」も公開されています。

創業当時の貴重なパンフレットやポスター、時代を彩った家具が一堂に会するまたとない機会です。2日間限定の貴重なイベントに、ぜひ足を運んでみてください。

アクタスの前身「青山さるん」の創業当時の新聞広告。アートディレクションは、1964年の東京オリンピックの第2号、第3号のポスターフォトディレクションを手がけた村越襄(むらこしじょう)によるもの。

熱海・MOA美術館のために、アクタスがデンマークデザイン家具の巨匠、ハンス・J・ウェグナーに依頼してつくった「JAPAN CHAIR」。

1970〜80年代にかけて、IKEAの日本総代理店を行っていたアクタス。上は当時のカタログ。

多くの文豪が集った御茶ノ水「山の上ホテル」のラウンジに置かれたソファは、アクタスが納入したノルウェーのバットネ社製。

80年代のカントリー家具ブームの中で、手描きタイルをあしらった家具が一世を風靡。上はベストセラーとなったスペイン・バレンシア地方の家具「MADES」。

『大アクタス博 1969-2019*Beyond50』
開催期間:2019年7月27日(土)〜7月28日(日)
開催場所:アクタス青山店
東京都港区北青山2-12-28-1F
TEL:03-5771-3591
営業時間:11時〜18時
入場無料
https://www.actus-interior.com/news/1907actusexhibition/