5シーズン目ならではの完成度! 最新リリースの「アディダス オリジナルス バイ アレキサンダーワン」。

  • 文:高橋一史

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「アディダス オリジナルス バイ アレキサンダーワン」の「AW サッカー」¥30,240(税込)

この春注目の色、「カフェオレ」と「ホワイト」で彩られた上写真のスニーカーは、ローテクな味わいに満ちた一足。しかしよく見ると、ミッドソールは現代のアディダスが誇る優れたクッションシステムの「ブーストフォーム」。ソールの前部分はラバーで、ヒールにもラバーのアウトソールが埋め込まれています。あたかも建築や家具のごとくパーツが組み立てられたこのスニーカーこそ、「アディダス オリジナルス バイ アレキサンダーワン」の最新モデル。2018年に発表された「Bボール サッカー」のアレンジとなる、「AW サッカー」です。

アレキサンダー・ワン(以下、アレックス)は、ビッグネームの中国系アメリカ人ファッションデザイナー。スポーツやストリートスタイルをいち早くモードに取り入れた先駆者です。日本でも東京に直営店「アレキサンダー ワン 青山」を構え、2012年には若くして「バレンシアガ」のクリエイティブ・ディレクターに就任(現在は退任)。そのアレックスが「アディダス オリジナルス」と初コラボしたのが17年春夏シーズン。シューズとウエアのコレクションを手がけました。三つ葉のロゴマークの上下を反転させたグラフィックを使い、エッジ―な人々はそのやんちゃな発想にも熱狂しました。

5シーズン目のコラボとなる今回も、ユニセックスなシューズとウエアを展開。ここにピックアップした3足は、男性のさまざまな着こなしにフィットするスニーカーです。どれもミッドソールがブーストフォームで、歩きやすさが重視されました。ラッパーのカニエ・ウエストによるシリーズ「イージー」や、ファッションデザイナーのラフ・シモンズによる「アディダス バイ ラフ・シモンズ」らのフューチャリスティックな方向性とは異なるデザインに心惹かれる人も多いでしょう。レトロとモダンのミックスも、アレックスが得意とする作風です。

気になる発売日は、4月20日(土)。一部のセレクトショップ、「アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ」、「アレキサンダー ワン 青山」及び、両ブランドのECサイトにて取り扱われます。今回も大人気が予想されますから、ご購入の決断はお早めに!

「AW サッカー」は名の通りサッカーシューズのイメージ。タンの上下反転ロゴが、アレックスならではのウィット。

「AW ワンボディラン」¥25,920(税込)

こちらのモデルは完全な新型。アウトソールは、「アディダス マラソントレーナー(adidas Marathon TR)」にインスパイアされたもの。

「AW ワンボディラン」¥25,920(税込)

アレックスらしいブラック✕ホワイトのバイカラーが映えるモノトーンバージョン。

問い合わせ先/アディダスグループお客様窓口
TEL:0570-033-033
https://shop.adidas.jp/alexander_wang/

アレキサンダー ワン 青山
TEL:03-6418-5174
www.alexanderwang.com