時代を超えて愛されるスヌーピーの日本初のホテル、「ピーナッツ ホテル」が神戸に登場!

  • 文:脇本暁子
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1950年にアメリカで誕生してから68年の歳月を経て、いまなお絶大な人気を誇るスヌーピー。スヌーピーが登場する、チャールズ M. シュルツ原作のコミック『ピーナッツ』は、世界75カ国・21言語に翻訳されています。そんな世界中で愛されているキャラクターをテーマにした日本初のデザインホテル、「ピーナッツ ホテル」が、神戸にオープンしました。手がけたのは、カフェやレストラン、音楽レーベルなどを運営するポトマック社です。

JR三ノ宮駅から徒歩7分にあるこのホテルの客室数は18室。4階から6階の3つの宿泊フロアには、それぞれ「IMAGINE」「HAPPY」「LOVE」とテーマがあり、客室ごとに異なるコミックをコンセプトにした内装になっています。たとえば、68年にNASAの公式マスコットになったスヌーピーですが、アポロ10号月面着陸船が「スヌーピー」、司令船は「チャーリー・ブラウン」と名付けられたのは有名な話です。スヌーピーが月面着陸した漫画のシーンをコンセプトに宇宙をイメージした42号室や、山登りをするスヌーピーたちの場面をモチーフに、カリフォルニア州ヨセミテ国立公園のグラフィックが壁面いっぱいに施された56号室……。子どもはもちろん、大人もワクワクしてしまう部屋ばかりです。50年代に発表されたコミックと同年代の産物であるミッドセンチュリースタイルのインテリアでまとめらた客室には、コレクター垂涎のスヌーピーグッズも並びます。また、ホテル内のそこかしこに、スヌーピーのセリフを抜き出したユニークで深い人生哲学のメッセージが描かれているのを見つけるのも楽しみです。

1階の「ピーナッツ カフェ 神戸」は、テイクアウト専用のカフェスタンドとオリジナルグッズのショップ。3階の「ピーナッツ ダイナー 神戸」では、コミック『PEANUTS』にゆかりの深いアメリカ西海岸をテーマに、スヌーピーと個性的な登場人物をモチーフにしたメニューが楽しめます。どちらも、宿泊客以外の利用も可能です。

時代や世代を超えて愛される『ピーナッツ』の世界観が満載の「ピーナッツ ホテル」。北野坂のふもとにあり、異人館や旧居留地など神戸の観光地も徒歩圏内と利便性も抜群。神戸の新名所がまたひとつ誕生しました。

野球が大好きなチャーリー・ブラウンをイメージした51号室。チャーリー・ブラウンのTシャツのイエローとジグザグ模様がアクセント。ダブルベッドタイプ¥41,040~(税込、朝食付)

3階のレストラン「ピーナッツ ダイナー 神戸 」では、神戸の食材をベースに、スヌーピーと仲間たちにちなむユニークな名前が付いたメニューが揃う。

淡路産バジルなど食の宝庫・兵庫の食材を使った「スヌーピーのマルゲリータ」¥1,620

生クリームをモッツアレラで包んだブラータチーズと淡路産ミディトマトの甘みが濃厚な「ルーシーのトマトとブラータチーズのカプレーゼ」¥1,944

ピーナッツ ホテル
神戸市中央区中山手通1-22-26
TEL:078-200-5848
全18室 一室あたり料金 ¥30,000~(税別) ※3階PEANUTS DINERでの朝食付き
www.peanutshotel.jp