すっかり暖かくなってきましたね。でも、晴れて風の強い日には憂鬱な気分になる人も多いのではないでしょうか。花粉症の人にとってはつらいシーズンの到来です。花粉症対策としては、外出時にマスクを着けることが有効なわけですが、白い四角いガーゼのマスクというのがファッション的にはどうもいただけません。いくら髪型や服装に気を配っても、あのマスクで台無しにされてしまいます。
これに対し、「マスクをただ仕方なく着けるのではなく、ファッションのコーディネートの一部として楽しんでほしい」という斬新な提案を行っているのが、アラクスの「PITTA MASK(ピッタ・マスク)」です。従来のマスクとは一線を画す高いデザイン性を備えたマスクですが、ホームページでは「マスクは、ファッションである」という強い主張を掲げ、さまざまな着用シーンをまるでファッションブランドのルックブックのように公開しているのです。
さらに今年制作された動画は、一見ミュージックビデオを思わせる内容となっています。ダンスの振り付けは世界で活躍するダンスユニット「s**t kingz」リーダーのshoji氏が手がけるなど、本格的につくり込まれたビデオからは、「マスクもファッションとして自由に楽しんでほしい」というブランドのメッセージが強く伝わってきます。
高い機能性を誇り、グッドデザイン・ベスト100にも選出。
グレーやライトグレーのカラーバリエーションがあり、子ども向けにはブルーやイエローも展開するなど、高いデザイン性をもつPITTA MASK。もちろん優れているのはデザインだけではありません。
多孔質化されたポリウレタン素材は、セル(孔)を花粉捕集に最適な大きさや密度にコントロールした立体網目構造にしつつ、通気性を妨げるセル膜を完全に除去する「ポーラスフィルター技術」が施され、花粉捕集率99%のフィルター性能と高い通気性能を両立しています。また、柔らかく伸縮性のあるポリウレタンの採用により、顔の凹凸に密着して花粉が侵入する隙間をつくらず、長時間着けても耳が痛くならない優しい着け心地を実現しています。
この革新的な機能性とデザイン性が認められ、2014年度「グッドデザイン・ベスト100」に選出。2015年度には「アジアデザイン賞」ブロンズ賞も受賞しています。花粉シーズン中はマスクなしではいられないのですから、どうせならいやいや着けるのではなく、積極的にファッションの一部として着用する。そんな思考で、つらい時期をポジティブに乗りきってみませんか。